レース展望・予想

差し脚鋭いヨシノイチバンヒメに期待「吹雪特別」(ばんえい帯広競馬)

2017/01/21

1月21日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースに、「吹雪特別」(B2級-1組)が行われます。

メンバー中に4歳馬が4頭、5歳が4頭、6歳スターダスト、10歳マタキタヨの10頭立て。勢いある4、5歳は当然ですがスターダスト、マタキタヨも典型的な先行タイプです。週間予報では当日の降雪はなさそうですが、ここ数日、十勝地方はマイナス17度前後と厳しい冷え込みが続いています。ばんえい競馬は降雪のほか、気温の低さも時計の速くなる要因となります。

◎6 ヨシノイチバンヒメ(牝5、中島敏博厩舎)695キロを本命に推します。今季は31戦5勝、2着4回、3着6回の成績を挙げている好調牝馬です。先行逃げタイプが多いメンバー構成で、スタートダッシュが悪いヨシノイチバンヒメが、唯一後方から展開を刻む馬。やや不利な馬場状態の感はありますが、追い込み馬にとっては、道中楽に追走できる軽めの砂が一番走れる馬場状態と言えます。今回は重量増となり大きくは離されないで追走できます。ここ2戦は障害の仕掛けのタイミングが合っていない感もありましたが、今回はきっちり決めての差し切りが期待されます。

○2 ヒカルナナヒメ(牝4、谷あゆみ厩舎)695キロが対抗です。ばんえいオークス2着馬で、今季は5勝を挙げている4歳牝馬。前走のばんえいプリンセス賞では1着コウシュハローヤルの7秒4差の3着と敗れていますが、1番人気に支持されたほどの力を持った障害巧者です。特別戦には良績が少ない馬が多いこのメンバーに入ると、ばんえいオークス2着、ばんえいプリンセス賞3着は、大威張りできる実績です。

▲10 スターダスト(牝6、今井茂雅厩舎)705キロが3番手。近走は軽めの馬場にも助けられ2、1、2着と動けています。前走の山羊座特別ではカンカン泣きか6着と敗れていますが、今回は主戦の藤野俊一騎手に乗替わっての変わり身にも期待が掛かります。

△9 プレザントウェー(牡4、久田守厩舎)715キロも先行力と障害には定評のある4歳馬ですが、同型馬が多く展開の助けが欲しいところもあります。

<おすすめの買い目>
馬単 6→2・10・9・7・1(5点)
3連単(フォーメーション) 6→2→10・9・7・1(4点)

吹雪特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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