レース展望・予想

相手に恵まれたゴールドブラザー「まんさく特別」（名古屋競馬）

2017/01/19

1月19日（木）の名古屋競馬メイン第10レースは「まんさく特別」（A級2組、名古屋競馬場1600メートル）。

勝ち切れない悩みは相変わらずもA級上位の安定勢力、◎4 ゴールドブラザー（牡7、塚田隆男厩舎）が一番連軸にふさわしい。東海へ再び転入した昨年6月以降、【3・1・3・2】。相手、距離を問わずつねに持ち前の堅実駆けを披露し、コンスタントな成績を残して5着以下に敗れたことがない。11月の昇竜杯から3走勝ち星から見放されているがそのうちの2走がカツゲキキトキト相手では仕方ないところ。強敵不在で、恵まれたメンバー構成とも言える。勝機をきっちりモノにしたいところだろう。

冬場に成績を上げてくるピースフルリバティ、ケントリュウコウの新春盃好走組が不気味。ずっと不発が続いていた○2 ピースフルリバティ（牡6、藤ケ崎一男厩舎）は前走、柿原翔騎手の好騎乗も一因だが、積極的な2番手からの競馬を試み、そのまま粘り込む味なレースを披露。一方、▲7 ケントリュウコウ（牡9、今津博之厩舎）も「行った行った決着」のなか、ピースフルリバティにタイム差なしの3着に迫る内容ある走りだった。ともに冬場を稼働期とするタイプ。逆転は十分ありそうだ。

勝ち星ないマイル戦だが△1 ハナノパレード（牝5、迫田清美厩舎）は軽視できない。強力な同タイプの逃げ馬が不在のうえ、ロスなく主導権が握れる絶好の1枠スタートがプラスに作用する。マイペース逃げに持ち込めば、ゴールまでスイスイ運んでいい。

前走は重賞、名古屋記念参戦で久々に崩れたが、メキメキと力を蓄えてきている△5 アカデミックドレス（セン6、田中敏和厩舎）も3連単候補に欠かせない。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔1・2・5・7（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・2・5・7→1・2・5・7　1・2・5・7→4→1・2・5・7（24点）

まんさく特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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