レース展望・予想

地力強化ニホンピロマイティ中心「新春盃」(名古屋競馬)

2017/01/02

1月2日(振・月)の名古屋競馬メイン第10レースは「第56回新春盃(SP2)」(名古屋競馬場1800メートル)。

抜けた存在不在だが、着実に力を蓄えてきた◎2 ニホンピロマイティ(牡7、井上正厩舎)が一番連軸にふさわしい。A級昇格当初は掲示板確保がやっとだったが、強敵相手にもまれるうちに地力アップに成功。3走前の2組では中団から鮮やかに抜け出して勝利を飾れば、前走2組は2着に終わったが負けて強しの内容。一度はまくられて後退しながら、直線では差し返してハナ差まで迫る勝負根性と内容ある走りでアピールした。1800メートルを超えるレースでは勝ち星ゼロだが、中央時代には芝2000メートルで入着経験を持つ。マイナス材料ではないだろう。

○3 ケントリュウコウ(牡9、今津博之厩舎)が一撃に虎視眈々(たんたん)。2015年の覇者でもあり、明らかな稼働期と言える冬場になると、決まって成績を上げてくる。前走は長丁場の名古屋グランプリJpnIIからのハード日程の連闘策と距離不足の1400メートル戦で5着に止まったが、ムラのあるタイプでもある。鮮やかな変わり身があっても驚けない。

5か月半ぶり実戦だった前走をひと叩きされた▲10 ワンダフルタイム(牝6、角田輝也厩舎)も変身が期待できる1頭。前走3着は休養明けのブランクの影響で失速したが、今回は中間ムードもアップ。マイペース逃げに持ち込めばゴールまでスイスイ運んでいい。

穴は△9 ピースフルリバティ(牡6、藤ケ崎一男厩舎)。夏場から追い込み不発が続いているが、成績の上がる冬場を迎えたうえ、追走が楽になる1800メートル戦はプラス材料。差し勝負に持ち込めば、久々の鋭い末脚がさく裂も。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔3・4・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・4・9・10→3・4・9・10 3・4・9・10→2→3・4・9・10(24点)

新春盃の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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