レース展望・予想

成長サマーサラファンに期待「尾張名古屋杯」(名古屋競馬)

2017/01/01

1月1日(祝・日)の名古屋競馬メイン第11レースは「第19回尾張名古屋杯(SP2)」(ABC級クラス混合、名古屋競馬場1600メートル)。

名古屋競馬2017年の開幕を告げる、恒例の重賞第1弾で、A級からC級までのクラス混合で争われる特色ある重賞だ。好調馬が多く興味深い戦いだが、中心はA級馬のなかでも安定感ある走りがセールスポイントの◎4 サマーサラファン(牝5、田中敏和厩舎)。以前の勝ちパターンは逃げ、もしくはすんなり先行した時。強さとモロさが同居するタイプだったが、最近は控える競馬で差しに回っても成績を残すように成長してきている。10月にA級昇格後も【2・1・2・1】とコンスタントな活躍を見せる。前走3組こそA級で初めて崩れたが、わずか1走だけでは見限れない。

昨夏の名古屋転入後、【7・0・3・0】と10戦いずれも馬券貢献する能力値の高い○1 キクノセントロ(牡7、川西毅厩舎)も差はわずか。A級昇級戦の2走前は3着に失速したが、連勝中で逃げた勝ち馬が強すぎたためで敗因は分析できている。仕切り直しの前走4組をアッサリ快勝し、改めて力をアピールした。ロスのない絶好の1枠スタートもプラスに働き、逆転十分。

B級勢では▲11 サンデンバロン(牡5、塚田隆男厩舎)に魅力を感じる。名古屋でも有数の快速逃げの持ち主で、当地では13戦10勝、2着3回とパーフェクト連対を誇る好素材。前走は半年ぶりの実戦で直線で止まったが、ひと叩き効果で上昇が見込める2走目。A級馬相手でもの期待感を抱かせる。

また、南関東、道営とレベル高い地でもまれて再び好調モードで転入してきた△6 カツゲキライデン(牡6、錦見勇夫厩舎)に、3連勝中と勢いがあり、中央戦歴から距離延長が有利に作用する△10 サンライズフレンチ(牡6、井手上慎一厩舎)の一撃も注意したい。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・6・10・11(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・6・10・11→1・6・10・11 1・6・10・11→4→1・6・10・11(24点)

尾張名古屋杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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