レース展望・予想

ハドウホウvs.ヒルノサルバドール「銀嶺特別」（笠松競馬）

2016/12/05

12月5日（月）の笠松競馬メイン第10レースは「銀嶺特別」（B級1組、笠松競馬場1600メートル）。

フルゲート10頭すべてが勝ち上がり組で、しかもA級予備軍の好素材が集まり、興味深いVバトルが繰り広げられそうだ。みどころ多いが一番のポイントは無傷の2連勝を飾るハドウホウ、ヒルノサルバドールの無敗対決。中央から転入後の2戦をともに快勝で仕留める好素材で、評価はほとんど五分。ただ中央1勝馬でキャリアでまさるハドウホウを上位視した。

◎8 ハドウホウ（牡4、笹野博司厩舎）はデビュー戦勝ちしているセンス馬で、500万でも5着入着をはじめ、一桁着順に4度食い込んでいる。前走10組も力の違いで追わずして悠々と逃げ切り、潜在能力の高さをアピールした。転入初戦の内容から控える競馬にも対応できそうなのもアドバンテージだ。

一方、○6 ヒルノサルバドール（牡3、後藤正義厩舎）はスピードがセールスポイント。中央では勝ち星は挙げられなかったが、2度の2着をはじめ、未勝利戦が卒業間近だった存在。時計の出やすい馬場だったとはいえ、前走7組の勝ち時計1分27秒9の抜群のタイムも胸が張れる。中央ではマイル戦前後を中心に戦い、1ハロンの距離延長もマイナス材料ではない。

差し勝負に持ち込めば▲7 ウインステージ（牝5、伊藤勝好厩舎）にもチャンス十分。展開に左右されやすい差しタイプだが、前走9組を4馬身差で完勝したキレは光っていた。直線勝負に持ち込みたい。

△1 ベストヴィジョン（牡5、法理勝弘厩舎）は2度目の1組参戦で前進を目指す。2走前は後方位置も影響し、4着止まりに終わったが、味なレース内容で勝ち切った前走から考えれば、勝ち負けが可能。

出張戦の当地とのコース相性がいい△9 シンコースカイ（牝4、川西毅厩舎）も連争いに欠かせない。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　8⇔1・6・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　8→1・6・7・9→1・6・7・9　1・6・7・9→8→1・6・7・9（24点）

銀嶺特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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