レース展望・予想

ナムラタイタン健在示すか「桐花賞」（水沢競馬）

2016/12/31

大みそか31日（土）水沢競馬メイン第9レースは岩手版グランプリレース「第42回桐花賞（M1）」（水沢競馬場2000メートル）。昨年の上位4頭がそろって登場。新興勢力との激突も見どころとなりました。

◎1 ナムラタイタン（牡10、村上昌幸厩舎）はシアンモア記念優勝後、戦線離脱。半年の休養を余儀なくされましたが、絆カップで復帰。ゴール前でナリタポセイドンに交わされましたが、わずかハナ差2着。久々の実戦を考えれば敗れて強しの内容でした。その一戦を叩かれて気配アップは確実。昨年も絆カップから桐花賞へ駒を進め、1馬身差で完勝。健在を誇示するには格好の舞台となりそうです。

○5 コミュニティ（牡6、櫻田康二厩舎）はみちのく大賞典4着後、順調さを欠いていましたが、前々走快勝でようやく復調の兆し。水沢2000メートルは過去4戦2勝2着1回（競走中止1回）。桐花賞、みちのく大賞典（15年）を制したように絶対の自信を持っている条件です。桐花賞は一昨年優勝、昨年2着。2度目の制覇に意欲満々です。

▲7 ライズライン（牡5、千葉幸喜厩舎）は北上川大賞典5着に終わりましたが、前半で折り合いを欠いたのが最大の敗因です。自分の競馬ができれば距離も克服。2強に割って入るか。

△6 アントニオピサ（牡7、佐々木由則厩舎）は北上川大賞典2着。中央ダート4勝はダテではありませんでした。流れが落ち着けばビッグタイトル獲得のシーンまで。

△9 ナリタスーパーワン（牡7、板垣吉則厩舎）は移籍初戦でいきなり桐花賞ですが、中央ダート5勝馬でオープンに在籍。2000メートルも小回り水沢なら問題ないはず。

＜おすすめの買い目＞
馬単　1→5・7・6・9（4点）
3連単（フォーメーション）　1→5・6・7→5・6・7・8・9（12点）

桐花賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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