レース展望・予想

再転入後初白星トウケイアローに余勢「オッズパーク杯・冬の陣」(園田競馬)

2016/12/22

22日(木)の園田競馬メイン第9レースに「オッズパーク杯・冬の陣」(A2、園田競馬場1870メートル)が行われます。

JRA帰り3戦目の前走でA2を差し切った◎7 トウケイアロー(牡5、住吉朝男厩舎)の連勝が濃厚です。最初の転入は14年10月から15年2月。JRA未勝利でC2からスタートしましたが、B1まで無傷7連勝でJRAに帰りました。C級ではスピードの違いで逃げ切りでしたが、B2昇級後は好位追走から早め先頭で3連勝しています。500万では初戦2着後も堅実な成績を残して10戦目(福島ダート1700メートル)の今年4月に向正面から動いてクビ、クビ差の接戦を制してJRA初勝利です。1000万を2、12着後に再転入。5カ月ぶりだった初戦はプラス20キロの馬体重で後方追走のまま8着でした。絞れた2走目のJRA交流「芦屋川特別」(1870メートル)では向正面から動いて、逃げ切ったJRA・バニスターの3着です。そして、前走(1700メートル)は馬なりで4、5番手を追走しました。仕掛けたのは直線を向いてからで、アッと言う間に逃げる1番人気アサクサセーラなどを捕まえ、追ってきたキングブラーボに1馬身差の完勝です。斤量が1キロ増しの57キロになりますが、前走対戦して先着したメンバーが相手だけに再現が濃厚です。

マイペースに落として逃げると粘りを発揮する○5 アサクサセーラ(牡3、保利良次厩舎)を相手筆頭に置きます。前走はトウケイアローと0.3秒差4着、前々走の西日本ダービーはマイタイザンの3着でした。

怖いのはJRAから転入初戦▲2 ビーチブレイブ(牡6、飯田良弘厩舎)です。近況は後方一杯のレースが続いていますが、500万を勝ったときは2番手から抜け出しているように先行力があります。

降級初戦だった前走はトウケイアローに1馬身差2着☆9 キングブラーボ(牡8、盛本信春厩舎)、内から積極策△3 ヒミノオオタカ(牡6、高馬元紘厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 7・5・2・9・3(20点)
3連単(1軸流しマルチ) 7⇔5・2・9(18点)

オッズパーク杯・冬の陣の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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