レース展望・予想

コスモナーダムが2016年を締めくくる「ウインタースプリントオープン」（名古屋競馬）

2016/12/22

12月22日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「ウインタースプリントオープン」（A級1組、名古屋競馬場1400メートル）。

メキメキと力を蓄え、オープンの安定勢力に成長した◎5 コスモナーダム（牡5、井手上慎一厩舎）がもちろん中心だ。今夏にはオープンを人気にきっちり応えて連勝し、前走の東海菊花賞では価値ある銀メダル獲得。勝ち馬はあのカツゲキキトキトで、南関東、兵庫の強敵遠征勢に先着した走りは、地力アップの証しだった。2016年の名古屋ラスト開催もセールスポイントのレースセンスある安定した走りで締めくくりたい。

次位争いは接戦ムード。実績上位の○4 ゴールドブラザー（牡6、塚田隆男厩舎）を上位視した。自身も先行タイプだが控える競馬もこなせ、発馬を決めれば、好ポジションが確保できる内めの4枠スタートも好材料だ。

前走と同じ1400メートル戦を歓迎はスピード派の▲8 ハナノパレード（牝4、迫田清美厩舎）。2着に止まったとはいえ、ゴール手前までらしいスピードと粘りを発揮し、カツゲキキトキトにコンマ3秒差の好勝負を演じて見せた。同タイプの先行ライバルとの兼ね合いがカギになるが、前走同様に主導権を握りたいところ。

モロさは同居するが、△7 ヴェリテ（セン4、竹下太厩舎）は10月のオープン特別でコスモナーダムに快勝している。主導権を握って展開有利に運んだ面はあったが、一発の力を持つ。

△6 オグリタイム（牡6、山中輝久厩舎）は難敵ぞろいの重賞レースから解放され、前走の地元オープンで走りが一変。コンマ1秒差の2着に久々に好走した。初の出張戦になるが底力もあり、軽視できない。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　5⇔4・6・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　5→4・6・7・8→4・6・7・8　4・6・7・8→5→4・6・7・8（24点）

ウインタースプリントオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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