レース展望・予想

2連勝でイオタイザンが初タイトル奪取へ「園田ジュニアカップ」（園田競馬）

2016/12/31

31日（土）の園田競馬メイン第9レースに「第45回園田ジュニアカップ」（2歳定量、園田競馬場1700メートル）が行われます。

デビュー2連勝で園田プリンセスカップを圧勝したナンネッタが放牧に出たために軸馬が不在になってしまいました。そこで4走目の1700メートル戦が初勝利◎5 イオタイザン（牡、新井隆太厩舎）を主役に置きます。兄は11月2日の西日本ダービーで重賞2勝目マイタイザンです。デビュー戦は逃げたナンネッタに完敗の2着でした。JRA認定戦6着後の2歳二組は、そのレースが門別から転入初戦で逃げたチョウキャプテンの1馬身半差2着です。3コーナーから動いてゴール前で迫りましたが、届きませんでした。そして、前走はデビューから3走の1400メートルから1700メートルに距離を延長。すると動きが一変しました。道中は8番手（11頭立て）を進みましたが、向正面から外を一気にスパートしました。アッと言う間に3コーナー2番手、4コーナーでは先頭に立って、2番手から3コーナーで先頭に立っていたオレハツライヨに3馬身半差を付けて初勝利です。上がり3ハロン37秒9はもちろんレース最速時計で、それまでの1400メートルを大きく凌いでいます。また、デビュー時は469キロだった馬体重が前走482キロの大幅な増加は太めではなく成長を物語っています。同じ距離を連勝して兄に続く重賞勝ち馬誕生なるでしょうか。

3カ月ぶりを直線一気に差し切ってデビューから2連勝○6 マジックカーペット（牡、田中範雄厩舎）が上積み必至です。このレースで4勝している田中学騎手の手綱も魅力です。

兵庫若駒賞制覇が初勝利だった▲7 ナチュラリー（牡、新子雅司厩舎）がタイトル馬の意地を見せます。前走の兵庫ジュニアグランプリJpnII7着（勝ち馬と0.8秒差）善戦は評価できます。

JRA挑戦7着、前述の兵庫ジュニアグランプリ11着と大敗ですが、デビュー3連勝を思い出して☆11 ブレイヴコール（牡、諏訪貴正厩舎）、未勝利も堅実駆け△12 セカンドインパクト（牝、保利良次厩舎）が続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　5・6・7（6点）
3連単（ボックス）　5・6・7・11（24点）

園田ジュニアカップの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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