レース展望・予想

降級キングブラーボが地力を発揮「近江しゃも特別」（園田競馬）

2016/11/30

30日（水）の園田競馬メイン第11レースに「近江しゃも特別」（A2、園田競馬場1700メートル）が行われます。

2月以来のA2降級初戦◎9 キングブラーボ（牡8、盛本信春厩舎）に園田3勝目の期待です。初勝利は京都ダート1800メートルを逃げ切っています。500万での2、3勝目はダート1400メートルでした。JRAラストは障害未勝利を楽勝しています。転入3走目の昨年8月にA2B1の1700メートル戦を2番手から抜け出すと、ホクセツプリンスの末脚をクビ差抑えて園田の初勝利です。2勝目は今年2月（A2の1700メートル）です。先行を争うキョウワアーサー、シューニャを直線で差し切っています。そして、A1昇級初戦は2400メートルの六甲盃に挑戦しました。ダイナミックグロウの2番手を進んで3コーナーで先頭に立ちましたが、名古屋・ベルライン、バレーナボスに捕まってクビ＋半馬身差3着惜敗です。続く出走取消後に4カ月休養し8月の摂津盃から復帰。A1では6着が最高で今回から再びA2降級です。自在なレースが可能な外枠、好相性な下原理騎手の手綱も心強いです。

JRAから再転入3走目○3 トウケイアロー（牡5、住吉朝男厩舎）が相手筆頭です。14年10月から15年2月まで（ラストはB1）7連勝を飾ってJRAに再転入しました。直後の500万2着など善戦が続いて、今年4月には福島ダート1700メートルを差し切っています。転入初戦は後方のままでしたが、前走のJRA交流・芦屋川特別では4、5番手を進んでゴール前で鋭く伸びて、逃げ切ったJRA・バニスターの3着に伸びています。ゴール前ではA1のエイシンイーストを捕まえました。自己条件2走目の変わり身は十分です。

降級3走目▲2 ヒミノオオタカ（牡6、高馬元紘厩舎）が前走に続き逃げて抵抗します。

☆1 アサクサセーラ（牡3、保利良次厩舎）も1番枠を生かして積極レースで粘りを発揮です。船橋から再転入3走目△4 センペンバンカ（牡3、山口浩幸厩舎）は3歳オープン（AB混合・園田1700メートル）を逃げ切っています。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　9・3・2・1・4（20点）
3連単（ボックス）　9・3・2・1（24点）

近江しゃも特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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