レース展望・予想

地元マイタイザンのスピード上位「西日本ダービー」(園田競馬)

2016/11/02

2日(水)の園田競馬メイン第11レースに「第1回西日本ダービー」(3歳定量、園田競馬場1870メートル)が行われます。

園田・姫路、金沢、笠松、名古屋、高知、佐賀の6競馬場から3歳の代表馬が集まり西日本ナンバーワンを決めるレースです。今年から始まって各競馬場の持ち回りで開催されます。興味深いレースですが、当該競馬場デビューで他場転厩経験がない馬という条件のため強力馬が出走していません。9月の名古屋・秋の鞍を楽勝したカツゲキキトキト(笠松デビューで名古屋所属)、10月の笠松・岐阜金賞を制したエイシンニシパ(門別デビューで園田所属)などが該当します。

そこで主役には地元◎7 マイタイザン(牡、新井隆太厩舎)を置きます。デビュー4連勝で兵庫若駒賞を制覇しましたが、兵庫ジュニアグランプリJpnII7着、全日本2歳優駿JpnI10着に敗れた後は兵庫ダービーを目標に休養しました。5月の休み明け初戦だった3歳A・B混合1700メートルは逃げ切り圧勝しました。しかし、本番の兵庫ダービーは3コーナー過ぎでエイシンニシパに並ばれ4コーナー手前で交わされてからは、アサクサセーラ、タケマルビクターにも捕まって7着まで後退しました。古馬混合になってからはB1を1勝、A2を2勝しています。前々走の名古屋・秋の鞍は前述カツゲキキトキト、エイシンニシパの3着でしたが、前走A2の1700メートルではアサクサセーラを5馬身ちぎる逃げ切り圧勝でした。1分50秒7の走破時計はその翌日に行われた姫山菊花賞でのサウスウインド(1分50秒8)を凌いでいます。このレースを目標に万全の状態です。

相手は園田コース2戦2勝の○5 ディアマルコ(牝、高知・那俄性哲也厩舎)が筆頭です。2勝目になる兵庫サマークイーン賞で古馬トーコーヴィーナスを差し切ったのは評価できます。前走で黒潮菊花賞を楽勝、中8日での挑戦です。

3、4番手は地元勢です。前々走1870メートルなどA2で連続2着▲10 アサクサセーラ(牡、保利良次厩舎)、前走でB1を競り勝った☆6 タケマルビクター(牡、長倉功厩舎)です。

遠征勢の2、3番手は、JRAに遠征2走後の前走で3歳1組を競り勝った△12 センターフォワード(牡、名古屋・角田輝也厩舎)、重賞1勝、叩き3走目で先行力のある△4 ハイジャ(牡、笠松・井上孝彦厩舎)です。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔5・10・6・12・4(10点)
3連単(1軸流し) 7→5・10・6・12・4(20点)

西日本ダービーの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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