レース展望・予想

ホクショウメジャーが逃げ切る「秋雲特別」(ばんえい帯広競馬)

2016/10/24

10月24日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースに「秋雲特別」(A2級-1・2組決勝混合)が行われます。

A2級-1組からは1着ホクショウサスケ、2着キタノサムライ、4着アオノレクサス他2頭、A2級-2組からは1着アアモンドセブン、2着ニシキエーカン他2頭の予選上位9頭です。逃げのアオノレクサス、アアモンドセブン、ホクショウメジャー、差し脚鋭いホクショウサスケ、キタノサムライと、個性の強い一発を秘めた馬が揃いました。当日の馬場状態も不安定で、どの馬にもチャンスがある難解な決勝戦と言えます。

◎1 ホクショウメジャー(牡5、槻舘重人厩舎)710キロを本命に推します。同型アオノレクサス、アアモンドセブンと3頭が先行しますが、今回は特別戦だけに地力で勝るホクショウメジャーに分がありそうです。ホクショウサスケ、キタノサムライという鬼脚の持ち主に勝つには、その前で競馬ができる馬でなければ勝ち目はありません。障害に注文がつくタイプの馬は、流れが速くなった時には障害で止まることが多く、逃げ馬ホクショウメジャーの逃げ切りが期待できます。

〇3 ホクショウサスケ(牡6、岡田定一厩舎)720キロが対抗です。障害の切れる位置で勝ち負けがわかる鬼脚の持ち主ですが、当然障害次第となります。スタートから流れの速い競馬になった時には「溜める」ことが出来ないと、止まってしまうことも多くありますが、今回は好条件と言える枠順です。右側にアオノレクサス、左側にアアモンドセブンという障害巧者で、両馬が障害を仕掛けたあとから動いても、差し切れる末脚は持っています。

▲8 キタノサムライ(牡6、岡田定一厩舎)715キロが3番手。予選ではホクショウサスケに1秒3の僅差2着。障害の掛かり次第で大駆けもあります。

△5 ニシキエーカン(牡7、岩本利春厩舎)720キロは1戦ごとに良化しています。実力はオープン級、前走に見せ場あり、そろそろ注意が必要です。

<おすすめの買い目>
馬単 1→3・8・5・4(4点)
3連単(フォーメーション) 1→3→8・5・4(3点)

秋雲特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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