レース展望・予想

キトキト不在なら主役はエイシンニシパ「岐阜金賞」(笠松競馬)

2016/10/14

10月14日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「第40回岐阜金賞(SP1)」(3歳、笠松競馬場1900メートル)。

東海地区の3歳重賞のラストを締めくくる北陸・東海・近畿の交流SP1に、遠征馬3頭を含んだフルゲート10頭がスタンバイ。重賞戦線を終始リードしてきたカツゲキキトキトが、ダートグレード白山大賞典JpnIIIへ挑戦したため、絶対的な存在は不在。しかし、昨今の3地区交流重賞を席巻し続ける兵庫勢から今回も好素材がエントリー。9月秋の鞍でカツゲキキトキトの2着をキープした◎5 エイシンニシパ(牡、兵庫・橋本忠男厩舎)だ。兵庫ダービーをクビ差の2着で逃したが、7月の金沢・MRO金賞で重賞初制覇に成功。地元園田では古馬に交じったA級2組でも差のない2着に粘っている実力派でもある。東海初遠征の前走・秋の鞍ではカツゲキキトキトに完敗したが、園田のレベルの高さを改めて証明するか。

中央から転入初戦の○8 アドルナメンテ(牝、後藤正義厩舎)も魅力の存在。【0・3・4・5】と未勝利も卒業間近だった素質馬で、潜在能力は高そうだ。芝の中距離が主戦場だったため、手探り面ある地方デビューになったが、ベテラン向山牧騎手が好印象を抱いている。スタートを決めて流れに乗れれば、地力でアッサリのケースも十分。

その他の地元勢では▲6 ハイジャ(牡、井上孝彦厩舎)、△7 ヘイハチハピネス(牝、笹野博司厩舎)の2頭の重賞ウイナーに期待が掛かる。ともに休み明けだった前走は見せ場なく終わったが、ひと叩きされて、上昇ムード。地方広域交流重賞を勝ち切っている力とセンスは軽視できない。

休養明けで2か月ぶりの戦列復帰は△4 キタノアドラーブル(牝、栗本陽一厩舎)。稽古が軽めのメニューだが、東海、近畿の重賞で7戦して掲示板を外したのはわずか1回の堅実派。東海ダービーでの2着から距離に心配はない。連争いや3連単候補に欠かせない。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔4・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 5→4・6・7・8→4・6・7・8 4・6・7・8→5→4・6・7・8(24点)

岐阜金賞の出走表はこちら

(文・中部地方競馬記者クラブ)


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