レース展望・予想

逆襲のグランプリブラッド「瑞穂賞」(門別競馬)

2016/10/12

10月12日(水)の門別競馬メイン第12レースは、「第49回瑞穂賞(H2)」(門別競馬場1800メートル)。

復調著しい◎8 グランプリブラッド(牡7、田中淳司厩舎)の逆襲に期待する。昨年、道営記念(H1)で4馬身突き抜けた古馬トップホースも、今春は休み明けからなかなか体調が上向かず、遠征の盛岡・シアンモア記念3着、続く地元・赤レンガ記念(H3)4着とまさかの連敗。そこで秋に向けて思い切って休ませ、捲土重来へ再調整。その甲斐あって、前走・旭岳賞(H3)出走前には、田中淳師が「牧場でやってもらってますが春とは違いますよ」と話してくれた通り、レースでは内回り1600メートルの"大王"◯7 オヤコダカ(牡4、米川昇厩舎)にこそ圧勝を許したものの、決して得意とは言えない内回りでキッチリ2着まで押し上げてきた。

あくまで真の狙いは「道営記念(H1)連覇」にあり、この前哨戦でピークの仕上げということにはならないだろうが、それでも叩き2戦目で外回り1800メートルへのコース替わりならオヤコダカに前走つけられた6馬身の差は着実に詰められる。

さらに今回は、外回り1800メートルを得意とする活きのいい3歳二冠馬▲3 スティールキング(牡3、角川秀樹厩舎)の参戦で、レース中盤から後半にかけオヤコダカには早めにプレッシャーがかかるシーンも十分に想定される。前走で古馬トップ級の猛者ウルトラカイザーを完封した走りは勿論フロックでも何でもなく、昨秋2歳頂点レースの北海道2歳優駿JpnIII=外回り1800メートルでJRA勢に先着(2着)した素質が着実に花開いてきた証だろう。このスティールキングの走り次第で、その後ろから運ぶグランプリブラッドのゴール前どんでん返しが嵌まる可能性も左右されるものとみる。

過去を紐解いても、大半がクライマックス「道営記念(H1)」に直結する結果となっているザ・前哨戦「瑞穂賞(H2)」。この舞台において、上記3頭以外は脇役に過ぎないとの見解だ。道営記念への期待を高めてもらうためにも、馬券対象は敢えてこの3頭に絞る。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 8・7→8・7・3(4点)
3連単(フォーメーション) 8・7→8・7・3→8・7・3(4点)

瑞穂賞の出走表はこちら

(文/ひだか)

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