レース展望・予想

A級同士でもニーマルキング「寒露特別」(盛岡競馬)

2016/10/08

今週は南部杯ウィーク。岩手競馬はいよいよ佳境を迎えました。8日(土)盛岡競馬メイン第11レースはA級二組によるダート1600メートル戦「寒露特別」。

◎11 ニーマルキング(牡4、新田守厩舎)は中央時代の2勝を中山芝1600メートル、盛岡芝1700メートルでマーク。転入初戦A級・B1混合はダート対応がカギでしたが、まったく問題にせず完勝。幸先のいいスタートを切りました。2着に封じたスマートレジェンドはその後、JRA交流・プロキオン賞を見事な直線一気を決めて快勝。ニーマルキング勝利の価値を高めました。今回はA級同士が相手ですが、さほど強化感もなし。2連勝を飾り、重賞路線に殴り込みをかけたいところです。

○9 マウントマズル(牡5、櫻田浩樹厩舎)は昨年9月、約1年の長期休養を経て岩手入り。当初は凡走の連続でしたが、叩かれながら気配アップ。3勝して素質を開花させました。5月のA級戦を快勝後、南関東へ移籍しましたが、3戦未勝利に終わり、再び岩手へ。まだ入着止まりですが、ここは相手有利。反撃必至と見るべきでしょう。

▲1 ジャングルターザン(牡6、櫻田康二厩舎)は水沢戦で2着2回。盛岡では4着最高ですが、前走は流れがきびしく7着も仕方なし。スンナリなら勝ち負け十分。

△6 ドリームファイア(牡4、菅原右吉厩舎)は逆に盛岡2勝。ツボにはまった時の破壊力は強烈です。

△7 サンエイホープ(牡3、瀬戸幸一厩舎)はダイヤモンドカップ2着以来の実戦ですが、鉄砲がきくタイプ。

△8 スフィンクス(牝7、佐藤雅彦厩舎)は前崩れの展開で浮上あるかも。

<おすすめの買い目>
馬単 11→9・1・6・7 9→11(5点)
3連単(フォーメーション) 11→1・6・9→1・6・7・8・9(12点)

寒露特別の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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