レース展望・予想

先行力生かしてコスモツケマ「シリウス賞」（盛岡競馬）

2016/10/03

3日（月）盛岡競馬メイン第11レースはJRA500万下、岩手B1以下の条件交流「フレンドリーカップ シリウス賞」（盛岡競馬場芝1700メートル）。

◎10 コスモツケマ（牝5、JRA・岩戸孝樹厩舎）は中山芝1600メートル1勝2着1回。南関東での条件交流3戦後、4カ月半の休養をはさんで新潟戦で復帰。前々走・芝1800メートル戦で2番手にキープから直線でも渋太く粘って0秒4差8着。見せ場を十分に作りました。今回のJRA馬はほとんどが差しタイプ。小回り盛岡芝では先行力が最大の武器となり、絶好の勝機と判断していいでしょう。

○4 グレイスフルワード（牝4、JRA・中舘英二厩舎）は2歳新馬戦（京都芝1600メートル）を完勝した逸材。続いてデイリー杯2歳ステークスGIIへ駒を進めて0秒7差7着。またフィリーズレビューGIIに挑戦（9着）したキャリアを誇ります。その後は3着1回が最高で伸び悩んでいる印象。気性難の影響か出遅れグセが気になるところですが、地力上位は明白。盛岡遠征が反撃のきっかけとなるか注目です。

▲9 サンレイフローラ（牝6、JRA・西橋豊治厩舎）は前走、小倉芝1800メートル戦2着。道中インの経済コースを進み、直線で外に出して連対確保。同様にうまく脚を溜めることができれば再現十分。

△8 メルドオール（牡4、JRA・高橋祥泰厩舎）は兵庫3勝から再度中央へ。堅実な反面、ピリッとした脚がないタイプですから時計のかかる盛岡芝が合いそうです。

△2 パラノーマル（牝3、JRA・水野貴広厩舎）はデビュー2戦目の新潟芝1800メートル戦で未勝利脱出。前走、直線で不利を受けたことを考えれば13着も仕方なし。スンナリなら軽視できません。

＜おすすめの買い目＞
馬単　10→4・9・8・2　　4→10（5点）
3連単（フォーメーション）　4・10→4・8・9・10→2・4・8・9・10（18点）

フレンドリーカップ シリウス賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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