レース展望・予想

8年ぶりの3歳馬Vへ、ケイティブレイブ「白山大賞典」(金沢競馬)

2016/10/04

金沢競馬で行われる唯一のダートグレードレース「第36回白山大賞典JpnIII」(金沢競馬場2100メートル)が、4日(火)のメイン第11レースです。これからのダート路線を盛り上げてくれそうなフレッシュな面々が顔をそろえ、例年以上にハイレベルな争いとなりそうです。

◎12 ケイティブレイブ(牡3、JRA・目野哲也厩舎)が惜敗続きに金沢で終止符を打ちます。大井のジャパンダートダービーJpnIから3戦連続で2着続きですが、前走のラジオ日本賞はスタートから他馬に絡まれながら逃げる厳しい展開ながらの3/4馬身差2着で、古馬相手でもスピードが通用することを見せました。園田の兵庫チャンピオンシップJpnIIで7馬身差の楽勝劇を演じていることからコーナーを多く回る方が引き離して逃げられそうで、8年前にこのレースを逃げ切って大きく飛躍したスマートファルコンの再来が期待できそうです。

このケイティブレイブを追い掛けるのが○9 モンドクラッセ(牡5、JRA・清水英克厩舎)です。地方交流戦は初登場となりますが、今年1月の東海ステークスGIIで2着に逃げ粘った実績から力の差はありません。ベストはマイペースの逃げですが、2番手からのレースでも2走前に勝ち星を飾っており、初の小回りコースをいかにこなすかがポイントになります。

▲5 アムールブリエ(牝5、JRA・松永幹夫厩舎)はエンプレス杯JpnII、ブリダーズゴールドカップJpnIIIをそれぞれ連覇し、新・砂の女王の呼び声が高い逸材です。今回は牡馬よりも重い57キロの重量を背負うために3番手評価としましたが、砂が深い地方コースは得意なだけに金沢でも高いパフォーマンスを発揮してくれそうです。

△11 トラキチシャチョウ(牡5、JRA・目野哲也厩舎)は、まだ準オープンの身ですが鋭い決め手があります。先手争いが激しくなるなら出番がありそうです。

地方勢で期待されるのは名古屋の△2 カツゲキキトキト(牡3、錦見勇夫厩舎)です。東海の3歳勢では敵なしですが、JRAの古馬相手ではどのように立ち回れるか注目されます。

<おすすめの買い目>
馬単 12→9・5・11・2 9・5→12(6点)
3連単(フォーメーション) 12→9・5・11・2→9・5・11・2 9・5→12→9・5・11・2(18点)

白山大賞典の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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