レース展望・予想

リエノテソーロ北の2歳ダート女王へ「エーデルワイス賞」(門別競馬)

2016/10/13

10月13日(木)の門別競馬メイン第11レースは、「第19回エーデルワイス賞JpnIII」(2歳牝馬、門別競馬場1200メートル)。

昨年までの18回でJRA勢9勝、地方勢9勝(北海道7勝/岩手1勝/佐賀1勝)と完全に星を分け合い、全ダートグレード競走の中で最も地方勢の勝率が高い中央・地方の交流重賞だ。今年もがっぷり四つの戦いを期待したいところだが、顔ぶれからはJRA勢が優位だろう。

◎14 リエノテソーロ(JRA・武井亮厩舎)は8月27日の札幌芝1200メートルで新馬勝ちを決めると、返す刀で翌週のオープン特別・すずらん賞に連闘。函館2歳ステークスGIII3着の1番人気タイムトリップをゴール前で力強く差し切り、デビュー2連勝を決めてみせた。ダートは今回初挑戦だが、父が米国ブリーダーズカップ・スプリントGI優勝馬スペイツタウン、ボトムライン(母系)に代々ミスタープロスペクター系やアリダー系が配合されてきた血統背景からは、ダート替わりで前進あっても後退はなし、と思わせる。実際、すずらん賞での勝ちっぷりも「芝での軽快な跳び」というより「一歩一歩が力強い、大跳びのフットワーク」という印象だった。加えて、その勝利時と同じ外枠も得たとなれば、見どころなしの敗戦という可能性は考えづらい。外め好位から長い直線を力強いフットワークで抜け出し、「北の2歳ダート女王」に就く可能性が高いとみる。

地元勢では、重賞・フルールカップ(門別1000メートル)勝ちを含む3勝を挙げている◯12 ピンクドッグウッド(田中淳司厩舎)、前哨戦リリーカップの上位2頭△8 ハタノオヌール(安田武広厩舎)、△5 シェアハッピー(小野望厩舎)の好走が期待される。

今回初ダートでも血統背景からは砂替わりがプラスに出そうな△6 デスティニーソング(JRA・松下武士厩舎)、福島ダート1150メートルの新馬戦を軽快に逃げ切った△11 アイルキャッチユー(JRA・奥平雅士厩舎)、さらには今回初ダートも父パイロでさらなる前進見込めそうな△3 スノードーナツ(JRA・石毛善彦厩舎)まで押さえておきたい。相手を手広く押さえる分、馬券はリエノテソーロの頭固定で臨みたい。

<おすすめの買い目>
馬単 14→12・8・5・6・11・3(6点)
3連単(1軸流し) 14→12・8・5・6・11・3(30点)

エーデルワイス賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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