レース展望・予想

世代トップの走り見せるカツゲキキトキト「秋の鞍」(名古屋競馬)

2016/09/19

9月19日(祝・月)の名古屋競馬メイン第10レースは「秋の鞍」(3歳オープン、名古屋競馬場1600メートル)。地方全国交流重賞に、遠征勢は兵庫勢が2頭、フルゲート12頭がスタンバイ。

主役はもちろん、「東海の若大将」◎5 カツゲキキトキト(牡、錦見勇夫厩舎)。重賞初参戦の3月スプリングカップから、6月東海ダービーまで、無傷の重賞5連勝を飾って、東海、北陸の世代頂点まで一気に上り詰めて見せた。しかも、ゴールでは2着馬に決まって明確な着差をつける圧巻の走りを披露して。スケール感たっぷりの東海地区に久々誕生した大物だ。7月大井・ジャパンダートダービーJpnIでは、難敵JRA勢と強敵南関東勢に交じりながら入着まであと一歩の6着に健闘し、前走の大井・黒潮盃では胸を張れる銀メダル。今回、地方全国交流でありながら、遠征勢がわずか2頭に止まったのも、この馬がエントリーしたためではないだろうか。中間ムードに追い切り気配も依然として、好調。トップスターの走りと内容をとくと拝見したい。

相手探しがレースのポイント。相手はもちろんレベルが高い兵庫勢の2頭。上り馬の○2 エイシンニシパ(牡、兵庫・橋本忠男厩舎)と、底力ある▲9 マイタイザン(牡、兵庫・新井隆太厩舎)が参戦。エイシンニシパは兵庫ダービーをクビ差2着で逃したが、7月の金沢・MRO金賞で重賞制覇に成功するなど、近況上り調子。一方、マイタイザンは1番人気に推された兵庫ダービーで7着に崩れたが、前走は地元の古馬を撃破してA2特別勝利。改めて地力をアピールした。ただ、兵庫ダービー馬(ノブタイザン)の大井・黒潮盃惨敗劇から測ると、打倒キトキトまでは難しそうだ。

地元勢はカツゲキキトキトと勝負付けが済んでいるメンバーが多い。キトキトが一気に差し切る豪快な走りっぷりから考えると、食指が一番動くのが、末脚いい△11 キミノマリア(牝、櫻井今朝利厩舎)。キレる脚こそないが、バテずにいい脚を長く使えるタイプ。連ならもちろん、可能。

初対戦組では、好位キープからソツのない走りができる△1 エメラルドクイーン(牝、竹下直人厩舎)か。有利な絶好の最内1枠スタートを生かせば、重賞初挑戦でも健闘が期待できそうだ。

<おすすめの買い目>
馬単 5→1,2,9,11(4点)
3連単(フォーメーション) 5→1,2,9,11→1,2,9,11(12点)

秋の鞍の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬