レース展望・予想

グルームアイランドが兵庫勢を迎え撃つ「イヌワシ賞」(金沢競馬)

2016/09/06

白山大賞典JpnIIIへのトライアル戦「第12回イヌワシ賞」(3歳以上地方全国交流、金沢競馬場2000メートル)が、9月6日(火)の金沢競馬メイン第11レースで行われます。

MRO金賞、金沢スプリントカップ、読売レディス杯とここまでの今年の交流重賞はすべて兵庫勢の勝利に終わっていますが、地元大将格のグルームアイランドがこの流れを断つべく腰を上げます。

百万石賞3着後は自厩舎で休養していた◎7 グルームアイランド(牡5、高橋俊之厩舎)でしたが、秋の目標である白山大賞典に向けて8月9日の1900メートル戦から再始動しました。2カ月ぶりでも断然の1番人気に支持されましたが、2番手から直線先に抜け出した伏兵のヒロノプリンスにハナ差敗れてしまう波乱に。休み明けとあって追ってからの反応が鈍く、正直2着も危ういかと思われる展開でした。ようやくエンジンが全開になったのはラスト100メートルで、そこから一気に伸びて2番手を走るカフジスターを飲み込み、先頭を走るヒロノプリンスにゴール板で並んだ脚色は脅威でした。今回は兵庫や高知、笠松からの遠征勢が相手となりますが、追い切りの動きは前走時よりも確実に上向いており、オグリキャップ記念以来の勝利を飾り、本番に向けて弾みをつけたいところです。

○11 アクロマティック(セン6、兵庫・新子雅司厩舎)も、名古屋で行われた名港盃で脅威の末脚を披露しました。後方3番手からムチを入れるごとにグングン加速し、4コーナー大外を回りながらも、直線先に抜け出したエーシンクリアーをあっさり捕らえました。金沢コースは初めてとなりますが、グルームアイランドとの追い比べが見ものです。

昨年このレース2着に敗れている▲6 エーシンクリアー(牡6、兵庫・橋本忠明厩舎)も今年こその構えです。前走の地元で行われた摂津盃ではトップハンデが響いて3着に敗れましたが、全馬同じ斤量を背負い、3着を外していない2000メートル戦なら見直しはできます。今回は主力組がともに追い込みタイプなだけに、早めに直線抜け出す展開に持ち込めれば、追い上げを振り切るシーンがありそうです。

ダートグレード競走で強豪にもまれている△5 ミッキーヘネシー(牡7、高知・別府真司厩舎)と△10 ブランクヴァース(牡7、別府真司厩舎)も、地方限定のメンバー構成なら見逃せない存在です。

<おすすめの買い目>
馬単 7→11・6・5・10 11・6→7(6点)
3連単(フォーメーション) 7→11・6・5・10→11・6・5・10 11・6→7→11・6・5・10(18点)

イヌワシ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬