レース展望・予想

地方コースで変わり身期待のナムラボルト「名古屋CCヴェスタ賞」(名古屋競馬)

2016/09/21

9月21日(水)の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CCヴェスタ賞」(A級3a組・中央500万、名古屋競馬場1400メートル)

未勝利クラスの交流戦は地元勢の健闘も少なくない昨今。しかし500万クラスとなれば、話は別。いつもながら中央勢のワンクラス上のスピードとパワーがモノ言いそうだ。

中心視はデビュー勝ちしたセンス馬◎2 ナムラボルト(牡3、JRA・大橋勇樹厩舎)。着差はわずかクビだったとはいえ、今春3月の未勝利戦デビューを逃げ切りで飾った好素材。2戦目の前走500万ではシンガリ14着と大敗を喫したが、休養明け5カ月半ぶりの実戦で、しかもプラス18キロの重めの体では失速劇もうなずける。久々をひと叩きされ、手ごろな相手との対戦へと変わる地方遠征。キャリアわずか2戦で未知な面も多いが、素早い変身劇がありそうだ。

○3 エアシーラン(牡4、JRA・小崎憲厩舎)は地方舞台となると、先行力を生かしている。地方在籍時は、ハイレベルな南関東地区で、勝ち星は4勝を数えた。中央復帰後の500万では連続大敗しているが、交流戦なら期待が持てる。

▲8 カジノクイーン(牝3、JRA・中野栄治厩舎)はコンビを組む「中央のアイドル」藤田菜七子騎手の名古屋初参戦で、いっそう注目される。重賞・フラワーカップGIIIにも参戦経験があり、先行脚質から、小回りコースの名古屋馬場も歓迎タイプ。アイドル藤田騎手が、名古屋ファンの前でも勝利シーンを届けるか。

前走の笠松遠征でのしぶとい走りが好印象だった△6 モントルルシュマン(牡4、JRA・今野貞一厩舎)に、末脚勝負に持ち込めば、△9 クリノミユキチャン(牝5、JRA・田所秀孝厩舎)も一発が可能。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔3・6・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・6・8・9→3・6・8・9 3・6・8・9→2→3・6・8・9(24点)

名古屋CCヴェスタ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)



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