レース展望・予想

王道一直線オヤコダカ重賞3連勝へ「旭岳賞」(門別競馬)

2016/09/14

9月14日(水)の門別競馬メイン第12レースは、「第2回旭岳賞(H3)」(門別競馬場1600メートル・内回り)。

王道一直線、◎5 オヤコダカ(牡4、米川昇厩舎)が古馬頂点への道を突き進む。3歳だった昨年はまだ真の実力が着き切っておらず、古馬王道重賞の「瑞穂賞(H2)」(2着)「道営記念(H1)」(7着)ではいずれもグランプリブラッドの後塵を拝したのだが、飛躍の4歳を迎えた今季は2戦目・赤レンガ記念(H3)、3戦目・星雲賞(H3)を非常に強い内容で2連勝。すでに「王者の風格」を漂わせ始めている。挑戦も検討されたJRA・エルムステークスGIIIはわずかに収得賞金が足りず断念を余儀なくされたが、前走・星雲賞6馬身差圧勝の3日後には早くも駆け上がり始め、その後ほぼ毎日駆け上がって山と積まれた坂路の調教本数は、楽走も含め(時計が掲示されたもの)なんと112本! さらに、その殆どが早朝3時30分から40分台に刻まれており、これはまさしくオヤコダカの「ルーティン」と言って良い。それだけ中間に何もなく、本当に順調に仕上げが進んできたことの証左だ。エルムステークス挑戦が叶わなかった時点で、次の目標へと切り替わったのが、この旭岳賞(H3)。きっちり重賞3連勝を決め、「道営記念」制覇へとひた走る。

○6 グランプリブラッド(牡7、田中淳司厩舎)は昨年の道営記念を突き抜けて4馬身ちぎったように、JRA元オープンの地力はもちろんトップ級だが、今季は春先から順調さを欠いたのが玉にキズ。坂路入りの状況等から、本格的な攻め馬再開からちょっと日が浅い気がするのも難点となるだろう。もちろん大目標は先ということになるわけで、さすがにここは割り引いて考えたい。それでも、実績から2番手以下の評価には落としづらいところだ。

割って入れば、赤レンガ記念・星雲賞で連続2着の△7 ヘブンズゲート(牡4、田中正二厩舎)だろう。オヤコダカを倒すまでは難儀だろうが、今季古馬では最も地力を伸ばしたと評していい一頭だ。復調途上のグランプリブラッドに先着を果たすシーンなら、十分に演出できそうだ。

三冠ラスト決戦「王冠賞(H2)」を逃げ切り、僚馬スティールキングの三冠制覇の前に大きく立ちはだかった3歳馬×3 ジャストフォファン(牡3、角川秀樹厩舎)。ここもケレン味ない逃げ、ということになるだろうが、さすがに番手がオヤコダカでは厳しすぎる。よく粘って3着というところか。

<おすすめの買い目>
馬単 5→6・7(2点)
3連単(フォーメーション) 5→6・7→6・7・3(4点)

旭岳賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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