レース展望・予想

昇級戦も園田不敗アネラノヘアが軸「SKNフラッシュ8カップ」（園田競馬）

2016/08/10

10日（水）の園田競馬メイン第10レースに「SKNフラッシュ8カップ」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

園田コースは通算5連勝中◎6 アネラノヘア（牝5、新子雅司厩舎）が昇級戦の今回も直線で決めます。JRAから最初の転入だった前回所属時の15年1月から3月までにC2、C2、C1を3連勝してJRAに帰りました。JRA500万では東京2戦は10、11着でしたが、地方条件交流戦では2、5着です。2着だった浦和交流は、内の4番手から伸びて勝ち馬と半馬身差でした。大井交流を戸崎圭太騎手の手綱で1秒1差の完敗後に兵庫に再転入です。今回はB2からのスタートでした。8頭立てだった前々走は外の7番枠から3番手をキープ。2番手から3コーナー手前で先頭に立ったヒメカイドウを追ってゴール前で並び1馬身半差の快勝です。クラス据え置きの前走は斤量1キロ増の55キロ。道中は12頭立て5番手を進んで3コーナー過ぎから仕掛けました。直線では前を行く4頭の大外に出して強襲です。そして、逃げ込みを狙うウォーターチューンをクビ差捕まえました。JRAデビューから13戦していますが、上がり3ハロンはコース、馬場に関係なく40秒を切っています。最高は昨年3月の園田C1（重）でマークした37秒2ですが、前々走（重）でも37秒7をマークしました。どんな展開になっても必ず伸びてくる末脚が大きな武器です。

JRA1勝馬○10 テイケイネクサス（牡4、田中道夫厩舎）が前々走では向正面から動いてエイシンシンタ以下を一蹴しています。前走は先行馬ペースに末脚不発でしたが、巻き返し必至です。

JRA1勝馬▲8 トウケイファルコン（牡4、住吉朝男厩舎）が転入初戦です。4月以来ですが、7月26日の能力検査で不良馬場ながら1分31秒2の好タイムをマークしています。スタートを決めてハナを切れば怖い存在になります。

ほか、前走マイタイザン（現A2）の2着☆12 キクノレヨン（牝4、田中範雄厩舎）、1番枠から積極策△1 ホッコーマグマ（牡6、山口浩幸厩舎）、降級3走目で堅実駆け△7 エーブゴールドマン（牡5、田中道夫厩舎）などが連争いに加わります。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　6⇔10・8・12・1・7（10点）
3連単（1軸流しマルチ）　6⇔10・8・12・1（36点）

SKNフラッシュ8カップの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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