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レース展望・予想
相性抜群の東海地区参戦でバズーカ「くろゆり賞」(笠松競馬)
2016/08/12
8月12日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「第45回くろゆり賞(SP1)」(笠松競馬場1600メートル)。北陸、東海、近畿の3地区交流重賞に、遠征馬は兵庫のバズーカただ1頭となったが、笠松の真夏の名物レースにフルゲート10頭がスタンバイ。
もちろん、中心は東海の重賞戦線を席巻し続けている兵庫勢の実力派◎1 バズーカ(牡4、兵庫・田中範雄厩舎)。ダービーをはじめ、秋の鞍、岐阜金賞とバズーカ自身も、すでに東海重賞を3V。破壊力ある末脚は東海ファンにおなじみの存在だ。前走名港盃はスタートで出遅れ、最後方からまくり上げた強引スパートの2つのロスが響いて5着に止まったが、見せ場十分の走りだった。再度、さばきにくい最内1枠からのスタートとなったが、レースが流れやすいマイル戦あたりが一番末脚が生きる舞台。今年はわずか1勝に止まる破壊力満点の「バズーカ砲」が相性抜群の東海地区で、さく裂するか。
○2 アップアンカー(牡6、原口次夫厩舎)は連覇を狙って参戦。冬場や春シーンはらしさを欠く走りものぞかせたが、大ブレイクした昨年同様、気温の上昇とともに今年も調子を上げている。2走前の東海クラウン2着に、前走はクビ差とはいえ、地元昇竜杯を勝ち切り、好リズムでの臨戦過程。笠松コースとの相性の良さも魅力だ。
地元笠松勢では重賞・サマーカップで好走した2頭に期待が集まる。▲8 サルバドールハクイ(牡6、伊藤強一厩舎)は勝ちみの遅いタイプだが、重賞で3戦すべて3着をキープする安定勢力。△6 ホッコージョイフル(牡6、加藤幸保厩舎)は重賞初参戦のサマーカップで、いきなり銀メダルを獲得したレースセンスの持ち主でもある。ともにV圏内。
さらに、もう少し距離がほしいが、△10 クワイアーソウル(牡8、尾島徹厩舎)のしぶとい走りも連なら。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔2・6・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・6・8・10→2・6・8・10 2・6・8・10→1→2・6・8・10(24点)
くろゆり賞の出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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