レース展望・予想

3歳マイタイザンに成長の跡、連勝なるか「チャオ特別」(園田競馬)

2016/08/11

11日(祝・木)の園田競馬メイン第10レースに「チャオ特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われます。

所属場で初出走し転出実績がない金沢、笠松、名古屋、園田、高知、佐賀の3歳馬が争う西日本ダービーの新設が決まりました。11月2日に園田競馬場で第1回が行われます。距離1870メートル、1着賞金は500万円です。

A2に昇級初戦◎4 マイタイザン(牡3、新井隆太厩舎)には僚馬ノブタイザンとともに大きな目標ができました。そのレースまでには是非ともオープンA1まで昇級しておきたいはずです。さて、初の古馬対戦だった前走では成長の跡を見せてくれました。兵庫ダービーを見据えた5月の休み明け初戦3歳A・B混合1700メートル戦ではスピードの違いを見せてジーニアスマアナに10馬身差をつけて逃げ切りました。しかし、1番人気に支持された兵庫ダービーは4コーナー手前でエイシンニシパに交わされてからは一杯になって7着まで沈んでしまいました。蛇足ですが、ダービーは僚馬ノブタイザンがゴール寸前にエイシンニシパを捕まえています。前述した前走は10頭立て7番枠から、逃げるサトノコスミックの2番手を進みました。3コーナーでは同馬をキクノレヨンと一緒に交わし、4コーナー手前で先頭に立つと一気に引き離して結果は5馬身差です。今回はA1経験馬もいてメンバーは揃いました。しかし、さらに成長も見込めるだけに好位の外を追走なら前走の再現が濃厚と見ます。

降級2走目○8 コパノジョージ(牡4、橋本忠明厩舎)が相手筆頭です。5月の4走前A2を2番手から抜け出しています。今回はマイタイザンをマークして直線勝負です。

堅実差し▲12 エルウェーオージャ(セン8、橋本忠男厩舎)、早め先頭に立って☆5 トウケイロイヤル(牡4、住吉朝男厩舎)、木村健騎手が手綱で1番枠から積極策△1 マンドレイク(牡6、大塚信次厩舎)、昇級戦でも2連勝の勢い△10 プリンストロイア(牡7、田中道夫厩舎)などが連争いの候補に加わります。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔8・12・5・1・10(10点)
3連単(1軸流しマルチ) 4⇔8・12・5・1(36点)

チャオ特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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