レース展望・予想

重賞V2なるかマルトクスパート「サマーカップ」(笠松競馬)

2016/07/13

7月13日(水)の笠松競馬メイン第11レースは、「第39回サマーカップ(SP3)」(笠松競馬場1400メートル)。

北陸、東海、近畿の3地区交流重賞に、フルゲート10頭がスタンバイ。注目は兵庫の実力派2頭だ。なかでも中心視は4月の東海桜花賞を鮮やか逃げ切りで重賞初制覇した◎9 マルトクスパート(牡6、兵庫・田中範雄厩舎)。中央在籍時は未勝利に終わったが、兵庫に再転入し、持ち前のスピードが開花。1400メートル以下のレースに使われ、22戦【13・5・3・1】とコンスタントに活躍し続ける韋駄天(いだてん)だ。園田FCスプリントに、園田チャレンジカップは惜敗2着に終わったが、東海桜花賞で待望の初タイトル獲得。輸送競馬に問題がなく、前走もきっちり勝ち切り、近況ムードも悪くない。なにより名古屋より馬場が軽くなる笠松コースはさらに先行力が生きる舞台。重賞2勝目のチャンスだ。

実績上位は華麗な中央キャリアを誇る○6 アドマイヤロイヤル(牡9、兵庫・森澤友貴厩舎)。中央・地方のダートグレードの常連で、勝ち負けを演じていた断トツの実績の持ち主。9歳を迎えたベテランだが、地方デビューの前走を難なく3馬身差つけて快勝。ここも力と格の違いを見せつけてアッサリのシーンは十分。

未知の魅力は格上挑戦する▲5 スリーネルソン(セン6、川西毅厩舎)の勢い。再転入後の4連勝を含めて、東海地区では10戦無敗と一度も底を見せていない。B級戦とは言え、最近2走の勝ちっぷりに勝ち時計ともに優秀。重賞初アタックレースに熱視線が注がれる。

地元勢では△7 サルバドールハクイ(牡6、伊藤強一厩舎)に注目。東海桜花賞では3着に終わったが、東海勢最先着を果たし、その後のオープン特別も2戦2連対と結果を出している。勝手知った、地の利のあるホーム戦で打倒兵庫勢に意気込む。

内枠を生かして先制かなえば、△2 トップフライアー(牡7、今津博之厩舎)の快速さも勝ち負け候補。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔2・5・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 9→2・5・6・7→2・5・6・7 2・5・6・7→9→2・5・6・7(24点)

サマーカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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