レース展望・予想

スティールキング三冠濃厚「王冠賞」(門別競馬)

2016/07/28

7月28日(木)の門別競馬メイン第11レースは、重賞「第37回王冠賞」(3歳、門別競馬場1800メートル)。

スティールキングが2010年クラキンコ以来、史上5頭めの「三冠馬」(北斗盃/北海優駿(ダービー)/王冠賞)なるか。その一点に注目が集中する「三冠ラスト決戦」だ。「三冠達成報奨金=2000万円」が新たに創設された初年度から「三冠馬誕生」となれば、来シーズン以降、有力2歳馬の一部が他場に移籍することなく「門別で三冠」をめざすケースも増えていくことだろう。絶対に見逃せない一戦だ。

今シーズン開幕前から「三冠候補」と云われ続ける中、1冠目・北斗盃、2冠目・北海優駿(ダービー)を危なげなく制して臨む、ラスト決戦「王冠賞」。他のレースには目もくれず、今季3戦目で迎える大一番だ。◎9 スティールキング(牡、角川秀樹厩舎)&主戦・桑村真明騎手とすれば、ここまで来たら、意識としてはもう「自分との戦い」なのだろう。3~4コーナーの勝負どころから徐々に押し上げ、直線で抜け出すスタイルは2歳時から貫徹。自らの型は揺るがない。内枠を引き当て、今回も先導するだろう僚馬△2 ジャストフォファン(牡、角川秀樹厩舎)を見ながら進める展開、枠順はこれ以上ないくらいの好条件だ。330メートルの長い直線を「三冠ロード」にしてみせる。

相手候補として注目されるのが、未対戦組の◯10 キタサンシャドー(牡、桧森邦夫厩舎)と▲4 ブルチアーレ(牡、林和弘厩舎)だ。前者はJRA4戦未勝利で今春転入し、開幕から負けなしで5連勝中。後者はJRA未出走の社台ファーム産・良血馬、こちらも開幕から無傷の3連勝で駒を進めてきた。とはいえ2頭とも負かしてきた相手はC2より下の馬たち。そのレベルで2冠馬を撃破できるかといえば全く心許ないわけだが、2着争いで踏ん張る可能性は十分だろう。

◎以外との比較では差し脚上位の北海優駿(ダービー)2着馬△5 キングニミッツ(牡、村上正和厩舎)、2走前古馬初挑戦のA4下特別で上がり馬ヘブンズゲートの3着に食い込んだ△11ティーズブラッド(牡、小野望厩舎)も連下で押さえたい。

<おすすめの買い目>
馬単 9→10・4・2・5・11(5点)
3連単(1軸流し) 9→10・4・2・5・11(20点)

王冠賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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