レース展望・予想

ラブバレット通過点「岩鷲賞」(盛岡競馬)

2016/07/17

17日(日)盛岡競馬メイン第10レースはダート1200メートル重賞「第48回岩鷲賞(M2)」、12頭立て。このレースの1着馬にはクラスターカップJpnIIIの優先出走権が与えられ、優勝馬主には種牡馬ローレルゲレイロの配合権利が提供されます。

◎12 ラブバレット(牡5、菅原勲厩舎)は前哨戦・栗駒賞を6馬身差で逃げ切り圧勝。今季未勝利でしたが、地元同士の戦いに戻って地力の違いを見せつけました。この岩鷲賞も単なる通過点。昨年、クラスターカップJpnIIIで3着善戦し、8年ぶりに岩手所属馬がダートグレードで馬券対象になったのは記憶に新しいところ。今年さらに上を目指すためにも岩鷲賞は負けられない一戦でしょう。

○5 アルベルティ(牡8、小林俊彦厩舎)は中央ダート3勝・準オープンから南関東A2を経て転入。早池峰スーパースプリント6着、栗駒賞は4着止まりでしたが、流れが合わなかった印象。今回は先に行きたい馬がそろってハイペース必至。中央時代、ダート1200メートル2勝2着3回の成績を収めているように条件ベスト。鞍上に吉原寛人騎手を指名し、巻き返しに意欲満々です。

▲6 シークロム(牡4、千葉幸喜厩舎)は南関東から里帰り。3歳時にスプリングカップ、イーハトーブマイルと重賞2勝した強豪です。約2カ月半ぶりの実戦ですが、乗り込み万全。軽快な先行力を武器に上位争いを狙っています。

△10 エーシンシャラク(牡8、板垣吉則厩舎)は栗駒賞2着。相手なりに駆ける堅実さが身上です。

△1 ワールドエンド(牡7、板垣吉則厩舎)は中央ダート4勝。好枠を生かすか。

<おすすめの買い目>
馬単 12→5・6・10・1(4点)
3連単(フォーメーション) 12→1・5・6・10→1・5・6・9・10(16点)

岩鷲賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)

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