レース展望・予想

初の芝でもジャストフォファン「オパールカップ」（盛岡競馬）

2016/07/10

10日（日）盛岡競馬メイン第10レースは3歳・地方競馬全国交流「第17回オパールカップ（M2）」（盛岡競馬場芝1700メートル）。1着馬にはOROカップ（M1）の優先出走権が与えられ、優勝馬主に優駿スタリオンステーション協賛により、種牡馬サンカルロの配合権利が提供されます。

◎8 ジャストフォファン（牡、北海道・角川秀樹厩舎）は北斗盃2着、北海優駿3着。二冠馬スティールキング相手に健闘しました。今回は初の左回り、初芝、長距離輸送など克服すべき材料は少なくありませんが、絶対能力でカバー。自慢のスピードを生かし、初タイトル制覇に王手をかけました。

○10 サンエイゴールド（牡、瀬戸幸一厩舎）は岩手の大将格。通算4勝はすべて盛岡芝でマーク。しかも芝重賞・はまなす賞、サファイア賞と2連勝を飾り、上昇一途。遠征馬4頭はなかなか強力ですが、盛岡芝を知り尽くしているのが最大の強み。地の利を生かして地元優勝をもたらすか期待が集まります。

▲3 ワールドプリンス（牡、浦和・小久保智厩舎）はアイルランド生まれ。父リルボーンラッドは馴染みがありませんが、英GI・ミドルパークステークス（芝6ハロン）2着。この馬は2歳時に東京芝1400メートル・からまつ賞（500万下）に挑戦して1秒4差8着。評価は微妙ですが、一度でも芝を経験したのは貴重です。

△9 ディックカントウ（牝、櫻田浩樹厩舎）は芝未経験ですが、留守杯日高賞4着後、山元トレーニングセンターへ移動。乗り込み量は万全です。

△6 エラスムス（牡、船橋・張田京厩舎）は目下2連勝と波に乗っています。

＜おすすめの買い目＞
馬単　8→10・3・9・6　10・3→8（6点）
3連単（フォーメーション）　8・10→3・8・9・10→3・6・7・8・9・10（24点）

オパールカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）

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