レース展望・予想

黒髪山賞で上位進出した2頭の争い「大船山特別」（佐賀競馬）

2016/07/10

10日（日）佐賀競馬メイン第11レースは「大船山特別」（A1A2級、佐賀競馬場1400メートル）。前開催のA級特別（S2重賞）を勝ったテイエムチカラとコパノエクスプレスの登録がありましたが、両馬ともに回避して、6頭立てのやや寂しい一戦となりました。

◎4 フィーユブルー（セン7、井樋明正厩舎）は、2月にA2級へ昇級し、その後は普通競走で3勝を挙げています。ここ2走は特別（S2重賞）に出走し、ともに5着ですが、前走の黒髪山賞では勝ったコパノエクスプレスにコンマ4秒差でした。今回は強豪馬が揃って回避し、A級特別（S2重賞）勝利実績馬は不在のメンバー構成となり、特別戦勝利のチャンスが巡ってきました。

○2 カシノタロン（牝5、山下定文厩舎）は、今年1月にJRAから佐賀へ転入し、11戦全てA級特別（S2重賞）に出走し、連対実績はありませんが、うち8戦で掲示板内を確保しています。黒髪山賞ではスタートから逃げたコパノエクスプレスを外から併走し、4コーナーまで2番手をキープ。直線でわずかに遅れ、同馬からコンマ2秒差の4着でしたが、前走同様の積極的な競馬ができれば、佐賀初勝利も十分に射程圏でしょう。

▲6 テイエムキュウコー（セン5、坂井孝義厩舎）は、昨年9月の転入後、A2級普通競走で2勝、2着3回の上位実績があります。4月と5月の特別戦では勝ち馬からやや差を付けられましたが、普通競走に戻ったその後の2戦は、勝ち馬とさほど差のない3着に健闘しています。今回は5月以来の特別戦ですが、このメンバー相手なら上位への食い込みも期待できそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→2　2→4（2点）
3連単　4→2→6　2→4→6（2点）

大船山特別の出走表はこちら

（文／上妻輝行）

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