レース展望・予想

シンゲツが力量上位、2番手争いは混戦か「文月賞」(佐賀競馬)

2016/07/02

2日(土)佐賀競馬メイン第9レースは「第4回文月賞」(オープン(B級1組)、佐賀競馬場1750メートル)。

◎5 シンゲツ(牡5、高田豊治厩舎)は、B級特別(S2重賞)には3月のB級昇級初戦から出走して勝利し、ここまで5戦4勝、2着1回と快進撃を続けています。前走の開聞岳賞(6月5日、1750メートル)では負担重量が57キロになりましたが、3コーナーで先頭に立って、直線では併走していたダンシングを突き放して勝利しています。今回も57キロでの出走ですが、相手関係に大きな変化はなく、まだまだ連勝を伸ばしていきそうです。

○6 セイウンコレット(牝5、山田義人厩舎)は、佐賀転入2走目の前走なでしこ特別(6月19日、1800メートル)では、ハイネが直線で抜け出して勝利しましたが、3頭による2着争いには参加して、勝ち馬からコンマ3秒差の3着でした。

▲1 ハイネ(牡4、土井道隆厩舎)は、南関東からの転入初戦だった前走のなでしこ特別では、道中は離れた最後方を進んでいましたが、3コーナーから内を突いて進出。4コーナーで一気に先頭に立ち、そのまま押し切って勝利しています。

△4 ダンシング(牝4、真島元徳厩舎)は、ここ3戦は直線での伸び脚を欠いて連対圏に届いていませんが、掲示板内は確保しています。

今回はシンゲツ以外の馬にはそれほど力量差はなく、前述○▲△の3頭には連対圏への進出も十分チャンスがありそうです。

そのほか、4月から5月にかけ、ダンシングやシンゲツの2着だった△3 コモドー(牡4、川田孝好厩舎)や、なでしこ特別で2着に食い込んだ△7 モリデンクーバー(牡8、濱田一夫厩舎)にも上位進出の期待がかかります。

<おすすめの買い目>
馬単 5→6・1・4(3点)
3連単(フォーメーション) 5→6・1・4→6・1・4・3・7(12点)

文月賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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