レース展望・予想

オヤコダカ1年越しのリベンジへ「星雲賞」(門別競馬)

2016/07/07

7月7日(木)の門別競馬メイン第12レースは、重賞「第13回星雲賞(H3)」(門別競馬場1600メートル・内回り)。

昨年、古馬重賞に初めて挑んだこのレースで、当時の古馬3強(ウルトラカイザー/グランプリブラッド/キタノイットウセイ)の厚い壁に撥ね返されたオヤコダカが、一年という時を経てのリベンジ達成に挑む。今季初戦のコスモバルク記念で、同馬を辛うじてハナ差しりぞけた古豪ウルトラカイザーも、簡単には「世代交代」を成し遂げさせまい。今回は内回り1600メートルに舞台が替わり、短い直線でより激しい追い比べを見せてくれそうだ。

◎8 オヤコダカ(牡4、米川昇厩舎)は、昨年のこのレースが古馬重賞初挑戦だった。二冠の懸かった北海優駿(ダービー)でまさかの"バンコロ"(ゲートを出る際の落馬を指す俗語)、その汚名返上を期待され、古馬3強を向こうに回して1番人気に支持されるも、結果はゴール前で僅かに後れを取っての4着。3歳での「最強の証明」は果たせなかった。が、そこから丸一年。前走赤レンガ記念で悲願の古馬重賞初Vを果たし、4歳となった今季は堂々主役級の下馬評を得てゲートインを迎える。近年、ホッカイドウ競馬の屋台骨を支え続けてきた8歳馬ウルトラカイザーに今年はリベンジを果たしてみせるか。

◯3 ウルトラカイザー(牡8、林和弘厩舎)も簡単には引き下がらないだろう。有利に運べる内回り1600メートルの内枠は願ってもない好条件で、期待十分だ。

▲7 ロイヤルクレスト(牡8、田中淳司厩舎)は前走、道営転入3戦目でようやく地力を発揮して勝利。一昨年夏のJRA北海道シリーズでオープン特別を2連勝したように、コーナーがきつい小回りにも適性が高い。強敵2騎に割って入るシーンを演出できるか。

今春最大の上がり馬と言っていい△1 ヘブンズゲート(牡4、田中正二厩舎)、前走南関東からの転入初戦でいきなり2着に差し込んだ△4 ダイワエクシード(牡4、岡島玉一厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 8・3・7(6点)
3連単(フォーメーション) 8・3→8・3・7→8・3・7 8・3→8・3→1・4(8点)

星雲賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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