レース展望・予想

降級有利なカジノプレイヤー中心「金沢犀川賞」（金沢競馬）

2016/06/21

6月21日（火）の金沢競馬は全12レースで行われますが、メインレースは第9レースのJRA交流戦「金沢犀川賞」（A3組以下・中央500万下、金沢競馬場1500メートル）になります。今季初めての中央500万下との交流戦ですが、JRA勢が優位の構図は変わりません。

4歳馬の賞金額再考で再び500万下で出走できるようになった◎2 カジノプレイヤー（牡4、JRA・本田優厩舎）が人気を集めそうです。2走前の園田交流戦で逃げ切り勝ちを収めて一度500万下は卒業しており、前走の1000万下では最下位に敗れましたが、今回の条件なら見直しは必要です。5カ月ぶりの実戦がポイントとなりますが、放牧先でしっかり乗り込んできており、仕上がり面は悪くありません。地方の小回りコースなら先手を奪うことも可能なだけに、ペースを握ってしまえば最後までレースを支配しそうです。

○3 カルシャン（牝4、JRA・森秀行厩舎）は7カ月ぶりとなった前走こそ13着と崩れましたが、デビュー戦から2着に好走するなど中央ではひと桁着順を続けていました。名古屋で2連勝を飾って中央へ戻った経歴もあって地方の小回りコースは歓迎で、休み明けを叩かれた今回は本領発揮が期待できます。

▲1 キヨマサ（牡4、JRA・大根田裕之厩舎）も中央500万下で入着いっぱいのレースが続いていますが、園田で3勝を挙げて中央へ復帰したキャリアがあります。地方との交流戦は初登場となりますが、小回りコースへの不安はないだけに、一変する可能性は秘めています。

△4 ジーニアイ（牡5、JRA・武藤善則厩舎）も近走はふた桁着順続きですが、初の地方交流戦で復調のきっかけをつかみたいです。

地元勢では△6 コスモマイギフト（牡7、金田一昌厩舎）に期待したいです。JRA勢が先手争いを繰り広げて前崩れの展開になれば、ゴール前突っ込んでくるシーンがありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　2⇔3・1・4（6点）
3連単（フォーメーション）　2→3・1・4→3・1・4・6　3・1・4→2→3・1・4・6（18点）

金沢犀川賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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