レース展望・予想

若手西将太騎手とニュータカラコマに期待「旭川記念」(ばんえい帯広競馬)

2016/06/19

6月19日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第47回旭川記念」が行われます。別定重量戦で、先月のばんえい十勝オッズパーク杯優勝馬オレノココロ1頭が10キロ増の780キロです。

スタリオンカップ組と大雪賞組に分かれ、スタリオンカップからは2着ニュータカラコマ、3着フジダイビクトリー(牡8、金山明彦厩舎)、4着オレノココロ、大雪賞からは1着コウシュハウンカイ、2着オイドン(牡8、鈴木邦哉厩舎)、4着キタノタイショウほか3頭です。

◎4 ニュータカラコマ(牡8、村上慎一厩舎)770キロを本命に推します。ばんえい記念2着馬で、今季は初戦のばんえい十勝オッズパーク杯でオレノココロの4着と敗れていますが、西将太騎手が初騎乗でした。2戦目の五月雨特別では、2着コウシュハウンカイに2秒8差を付けて勝利しています。前走のスタリオンカップでは、最大30キロのハンデ差はありましたが、スタートから果敢に先行策をとり障害も1番手、ゴール直前で軽量牝馬のセイコークインに差され2着と敗れていますが、負けても強しの感さえありました。今回の重量770キロは、今の馬場状態ではパワーにスピードが要求されます。今季はすでに15勝を挙げている若手・西将太ジョッキーの思い切りの良い騎乗に期待がかかります。

○8 オレノココロ(牡6、槻舘重人厩舎)780キロが対抗です。ばんえい十勝オッズパーク杯を連覇した6歳馬で、10キロ増の780キロでの出走となります。大事に使われている馬だけに出るレースは限られますが、今回の10キロハンデは織り込み済みのローテーションです。

▲6 コウシュハウンカイ(牡6、松井浩文厩舎)770キロが3番手。スピードと障害力ではメンバー中屈指といえる巧者です。

<おすすめの買い目>
馬単 4→8・6・9・1(4点)
3連単(フォーメーション) 4→8→6・9・1(3点)

旭川記念の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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