レース展望・予想

障害巧者アオノレクサスの逃げ切りに期待「鹿追町競馬会杯」（ばんえい帯広競馬）

2016/06/11

6月11日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには「鹿追町競馬会杯」（B1級-1組混合）が行われます。

A2級平場戦からは8着トモエエーカン、9着アアモンドセブン、A2・B1級混合決勝の水無月特別からは3着アオノレクサス、5着ホクショウメジャー、4歳限定戦ライラック賞からは2着コウリキ（牡4、久田守厩舎）、B1・B2級決勝混合戦から1着カツオーカン、4着センゴクイチ（牝5、平田義弘厩舎）など、異なるレースから参戦してきたメンバーのため、比較も難しく難解な一戦です。

◎2 アオノレクサス（牡10、平田義弘厩舎）670キロを本命に推します。メンバー中に4、5歳馬が多く、やや水分を含んだ馬場状態でもあり、スタートから流れは速くなることが予想されます。障害の巧拙が勝負を左右するのは必至です。近3走もエメラルド特別はソウクンボーイの3秒9差の3着、2走前はカゲホウトウに3秒7差を付けて1着、前走の水無月特別ではソウクンボーイの12秒7差の3着と敗れていますが、当時は、1着ソウクンボーイ、2着キタノサムライなど差し脚鋭い勢いある馬が多い中、前半39秒台のハイペースで障害も2番手で切り、3着と粘り切ったレースは10歳の年齢を感じさせない走りと言えます。今回はその2頭も不在。アオノレクサスが自分の展開を作り、逃げ切りが期待されます。

○4 カツオーカン（牡6、久田守厩舎）660キロが対抗です。今季7戦目の前走で初勝利。重量増の特別よりも平場戦向きのスピードタイプと言えますが、軽めの馬場が予想される今回は、障害の切れ次第では十分対応できる660キロです。

▲6 ホクショウメジャー（牡5、槻舘重人厩舎）670キロが3番手。決め脚不足が否めませんが、毎回、先行集団に食い込むスピードと障害力で、見せ場は十分です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→4・6・1・7（4点）
3連単（フォーメーション）　2→4→6・1・7（3点）

鹿追町競馬会杯の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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