レース展望・予想

世代ナンバーワンの力示すカツゲキキトキト「東海ダービー」(名古屋競馬)

2016/06/07

6月7日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第46回東海ダービー(シンボリクリスエス賞)」(3歳、名古屋競馬場1900メートル)。

北陸・東海の3歳チャンピオン決定戦に、金沢からの遠征馬4頭を含んだフルゲートの12頭が、世代頂点を目指し、初の1900メートルの距離に挑む。

もちろん中心は充実一途の◎6 カツゲキキトキト(牡、錦見勇夫厩舎)だ。肉体の成長とともに体質の弱さが解消し、2月の1組特別Vを皮切りに6連勝中。好位からソツのないレース運びができて、折り合いに不安がない。しかも追えば追うほど伸びるしっかりした末脚を持ち、勝ちっぷりに余裕十分。3月スプリングカップから前走駿蹄賞の鮮やか重賞4連勝も当然の結果だ。ライバルたちの不安要素の初の1900メートルの距離にも全く心配がなく、中間も順調そのもの。死角はほとんど見当たらず、重賞5連勝で飾って、改めて世代ナンバーワンを地元ファンにアピールしそうだ。

レース一番のポイントはカツゲキキトキトの相手探し。東海勢には勝負付けが済んだ相手が多く、一番魅力を感じるのは金沢の○11 バーバリライオン(牡、金田一昌厩舎)。金沢転入後、3戦3勝を誇り、前走北日本新聞杯はハイペースで飛ばしながらライバル勢を完封する強い内容で重賞初制覇に成功した上り馬。1ハロンの距離延長がカギになるが、主導権を握ってスイスイ運べば、打倒カツゲキキトキトもあるか。

逆転までは難しいが、▲10 キタノアドラーブル(牝、栗本陽一厩舎)は重賞参戦のたびにレース内容がアップし、カツゲキキトキトとの着差も縮めて、トライアルでは銀メダル獲得。前走は園田に遠征し、のじぎく賞でも4着に食い込んでみせた。連候補に欠かせない1頭だ。

初の重賞参戦が、大舞台ダービーになったが、目下6連勝とメキメキと頭角を現してきた△7 キタノシャーロット(牝、藤ケ崎一男厩舎)の挑戦もみどころの1つ。

また最近2走の大敗続きは古馬相手の準オープンで度外視できる△3 ビューティ(牡、尾島徹厩舎)の変わり身が穴。

<おすすめの買い目>
馬単 6→3・7・10・11(4点)
3連単(1軸流し) 6→3・7・10・11(12点)

東海ダービーの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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