レース展望・予想

力量断然キングプライドの相手探し「尾鈴山賞」（佐賀競馬）

2016/05/01

5月1日（日）佐賀競馬メイン第11レースは「第3回尾鈴山賞」（オープン(A1A2級)、佐賀競馬場1750メートル）。

◎9 キングプライド（牡4、土井道隆厩舎）は、前走の六角川賞（4月16日、2000メートル）では、スタートから楽に先頭に立ちました。向正面にはいると後続を大きく突き放し、そのままエリモブリーズに2秒2の大差を付け勝利しています。今年はここまで5戦を消化し、地方全国交流のはがくれ大賞典（3月13日、2000メートル）では兵庫のサウスウインドに3/4馬身（コンマ1秒）差の2着でしたが、佐賀勢同士の4戦はいずれも完勝しており、ここも前走同様の圧勝が期待されます。

○7 ヴィルトグラーフ（セン6、九日俊光厩舎）は、六角川賞では序盤でキングプライドに迫っていくシーンもありましたが、その後は突き放され、同馬から3秒5差の3着でした。2月の佐賀転入後は、2000メートル戦では3走ともに掲示板内を確保しています。距離はやや短縮されますが、引き続き上位進出が期待されます。

▲4 エリモブリーズ（牡7、東眞市厩舎）は、六角川賞では4コーナーで2番手まで押し上げ、キングプライドには大差を付けられましたが、2着を確保しています。展開にやや恵まれた印象はありますが、相手関係も前走とさほど変わらず、再度の上位進出も狙えそうです。

今回はキングプライドが後続を大きく突き放しそうですが、ともに大井から転入初戦の△3 カーバ（牡7、濱田一夫厩舎）と、△8 アーサーバローズ（牡7、池田忠好厩舎）や、六角川賞で4着の△10 マイネルパルフェ（牡8、山田義人厩舎）らも2番手以降の争いには参戦してくる余地はありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単 9→7・4（2点）
3連単（フォーメーション）　9→7・4→7・4・3・8・10（8点）

尾鈴山賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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