レース展望・予想

サカノテツワンの連勝に期待「うまちか杯」（ばんえい帯広競馬）

2016/04/30

4月30日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「うまちか杯」（B1級-1組混合）が行われます。好不調がはっきりしたメンバー構成と言えます。

開幕初日のB1級-2組平場戦で強い勝ち方をした降級馬サカノテツワン、2日目の卯月特別1着アサヒメイゲツの2頭の走りが圧巻と言える前開催でした。

◎4 サカノテツワン（牡7、田上忠夫厩舎）650キロを本命に推します。A1級からB1級に降級しての今季初戦を2着オメガグレートに7秒3もの差を付けて圧勝。走路の砂の全面入れ替えと、馬そりの裏金の張替え等の影響もあって、当日は重い馬場に変わり、各馬苦労するレースとなりましたが、直線脚色も鈍らずにゴールしたのは強いの一語。A1級で勝ち負けしていた実力馬の力を見せつけた一戦でした。今回は主戦の工藤篤騎手が騎乗、連勝が期待されます。

○7 アサヒメイゲツ（牝5、松井浩文厩舎）630キロが対抗です。雨で馬場が軽くなった2日目に行われた卯月特別での1分44秒5は速い勝ち時計。スタートから中団を進み、障害の仕掛けはためて最後でしたが、ひと腰で切り差し切り勝ち。末脚の切れには定評があった馬ですが、明け5歳となって一段と凄みが出た1頭です。今回は金曜の降雪で引き続き馬場は軽めになりそう。重量も卯月特別から据え置きの630キロなら、逆転もある対抗です。

▲3 サクラリュウ（牡6、金山明彦厩舎）660キロが3番手。オープンからの降級馬。前走は重い砂に苦労して6着と敗れていますが、今回は軽めの馬場を味方に付けての変わり身がありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→7・3・1・2（4点）
3連単（フォーメーション）　4→7→3・1・2（3点）

うまちか杯の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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