レース展望・予想

ドナルトソンがリード「ダイヤモンドオープン」(名古屋競馬)

2016/04/21

4月21日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「ダイヤモンドオープン」(A級1組、名古屋競馬場1600メートル)。

激戦ムードだが、ひと叩き効果も魅力の◎4 ドナルトソン(牡5、荒巻透厩舎)がV争いをリードする。年頭の名古屋記念を鮮やかに抜け出し、重賞ウイナーに仲間入りして、先月末のオープンで約3カ月ぶりに戦列復帰。主導権を握って有利にレースを運んだが、6馬身差快勝劇は力がなければできない芸当でもあった。揉まれ弱い面が残り、微妙な4枠スタートだが、久々を使われたことで、中間気配はアップしている。オープン連勝で、改めて力を誇示したい。

新興勢力の走りもポイントになる。なかでも中央から転入後、4戦無敗を誇る○9 ヴェリテ(セン4、竹下太厩舎)に熱視線が注がれる。快速サンデンバロン相手にスピードで完封した先行力はもちろん、前走のA級初戦では控える競馬で一気の差し切り勝ち。センスを感じさせる走りで鮮やかに飾ってみせた。まだ一度も底を見せておらず、オープンでもの期待を抱かせる。

安定勢力は▲6 イワクラギンガ(牝7、錦見勇夫厩舎)。前走はドナルトソンに完敗したが、しっかり連対はキープし、変わらない堅実ランを披露。馬券には欠かせない1頭だ。

また△8 コスモナーダム(牡5、井手上慎一厩舎)の初オープン参戦も見逃せない。ゆったり間隔をとって大事に使われ、年末のA3b特別から3連勝中で、転入後、馬券貢献を外したのは中央交流戦の1レースだけ。持ち前のしぶとさはオープン相手でも通用しそうだ。

最近2走は消化不良の走りに終わっているが、直線勝負に持ち込めば、△3 ピースフルリバティ(牡5、藤ケ崎一男厩舎)自慢の決め脚がさく裂していい。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔3・6・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 4→3・6・8・9→3・6・8・9 3・6・8・9→4→3・6・8・9(24点)

ダイヤモンドオープンの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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