レース展望・予想

藤田菜七子騎手も参戦！「能登金剛賞」（金沢競馬）

2016/04/12

4月12日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第11レースのJRA交流「能登金剛賞」（3歳A級・中央3歳未勝利、金沢競馬場1500メートル）です。JRAの藤田菜七子騎手が金沢初参戦で、当日は盛り上がりをみせそうです。この時期の地元馬はまだ始動したばかりで、力量的にも冬場使われていたJRA勢の方が優位です。

未勝利脱出がもっとも期待できるのは◎1 オーミポルカ（牝、JRA・作田誠二厩舎）です。中央では逃げて2着に粘った実績もあり、ここ2戦はダートの1200メートルを使われていますが、前走もハナを切って見せ場はありました。コーナーを多く回る地方の小回りコースの方がスピードが生かせそうで、先手を奪ってペースを握ってしまえば距離延長でも押し切りが狙えそうです。

○8 マイグランクロア（牝、JRA・森秀行厩舎）は前走の中京ダート1400メートル戦では後方いっぱいの7着でしたが、2走前の名古屋交流戦では3着に詰め寄っており、地方の小回りコースの方が合いそうです。中間の乗り込みも目立っており、陣営の2度目の交流戦に賭ける思いが感じられます。先行できるスピードもあるだけに、前々で運べれば際どい勝負に持ち込めそうです。

▲4 ホワイトパンドラ（牝、JRA・目野哲也厩舎）はデビューからすべてひとケタ着順の安定感が光ります。初めてのダートがポイントとなりますが、戸惑わずに先行できればあっさり勝っても不思議ではありません。

藤田菜七子騎手が騎乗する△11 キングヘラクレス（牡、JRA・清水英克厩舎）は乗り込まれていますが、やはり6カ月ぶりの実戦で割引きは必要です。調教で気配が一変しているのは△10 ピッコラストレーガ（牝、JRA・吉田直弘厩舎）で、上がり勝負になるなら直線たたき合って浮上するチャンスがありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　1⇔8・4・11・10（8点）
3連単（フォーメーション）　1→8・4・11・10→8・4・11・10　8・4・11・10→1→8・4・11・10（24点）

能登金剛賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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