レース展望・予想

底見せないヴェリテ「クレマチス特別」(名古屋競馬)

2016/04/07

4月7日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「クレマチス特別」(A級3組、名古屋競馬場1400メートル)。

初のA級戦だが上昇一途の◎3 ヴェリテ(セン4、竹下太厩舎)の勢いに魅力だ。今冬、中央500万から転入し、B級5組を皮切りに、1組特別をともに逃げ切り連発で決め、目下3連勝中。2走前は快速サンデンバロン相手に華麗な逃亡劇で仕留め、前走は7馬身差つける余裕の圧勝劇で飾ったように、レース内容も濃い。昇級初戦がいきなり特別戦となってハードルは高くなったが、一度も底を見せていないヴェリテの勢い、競走センスの魅力の方が上回る。

○6 トゥルーカラーズ(牝6、竹下直人厩舎)は巻き返しがありそうだ。前走は初めてのオープン参戦と、初の出張戦での入れ込みが大きく影響し、力をフルに出しきれず終わった印象が強い。勝手知った地元戦に戻ったうえ、距離短縮もプラス材料。反撃態勢は整っている。

▲10 アスタースカイ(牡5、原口次夫厩舎)も巻き返しに虎視眈々(たんたん)。前走は転入後初めて失速して崩れた4着。ただわずか1度だけでは見限れない。同タイプの先行ライバルぞろいだが、流れに乗れば出番十分だ。

強さとモロさが同居するように典型的な先行タイプだが、前走のように自分のレースがかなえば、△9 ニロティカス(牡7、竹下直人厩舎)も軽視できない。

距離がもう少し欲しいところだが、堅実な差し脚が戻りつつある△1 トーホウボンバー(牡5、原口次夫厩舎)の地力も3連単候補。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・6・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・6・9・10→1・6・9・10 1・6・9・10→3→1・6・9・10(24点)

クレマチス特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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