レース展望・予想

強敵不在でカシノボルトの抜け出しか「英彦山賞」(佐賀競馬)

2016/04/02

2日(土)佐賀競馬メイン第9レースは「第3回英彦山賞」(オープン(B級)、佐賀競馬場1400メートル)。

◎3 カシノボルト(牡5、真島元徳厩舎)は、ここ5戦連続で1400メートルのB級特別(S2重賞)を使われ、1勝、2着3回の好成績を挙げています。この5戦とも同じレースを走り、うち4勝を挙げたテイエムチカラは今回は不在となりました。今年に入ってからのB級特別で勝ち星があるのはこの馬だけというメンバー構成となり、勝利のチャンスが巡ってきました。

○9 タツノオトシゴ(牡6、山田義人厩舎)は、前走のすみれ賞(3月19日、1400メートル)では、逃げたテイエムチカラの3番手を進み、同馬から1秒1差の3着を確保しています。同2着のカシノボルトとは3馬身(コンマ6秒)の差がありましたが、佐賀3戦目の今回、その差を詰めにかかりたいところです。

▲1 エーシンユリシーズ(牡7、九日俊光厩舎)は、今年1月のB級降級後は中距離戦のみを使われて、勝ち星はありません。1400メートル戦は昨年11月の周防灘賞(A級S2重賞)以来となりますが、そのときはケージーヨシツネから2馬身半(コンマ5秒)差の2着でした。距離短縮での変わり身には警戒しておきたいところです。

△4 コスモガラサ(牡7、大島静夫厩舎)は、ここ7戦連続で掲示板内を確保しています。展開に左右される面はありますが、引き続き上位への食い込みが期待されます。

△5 ピンクノサイロ(牝5、東眞市厩舎)は、すみれ賞では2番手を進み、早めに後退して8着に敗れましたが、今回はこれといった逃げ馬がいません。先手を取っての粘り込みを狙いたいところです。

<おすすめの買い目>
馬単 3→9・1(2点)
3連単(フォーメーション) 3→9・1→9・1・4・5(6点)

英彦山賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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