レース展望・予想

58kgでも距離短縮でグリズリー「スカパー！地方競馬ナイン特別」（園田競馬）

2016/04/29

29日（祝・金）の園田競馬メイン第9レースに「スカパー！地方競馬ナイン特別」（A1・A2混合、園田競馬場1230メートル）が行われます。登録があったマルトクスパート、ドリームコンサートが回避しました。

58キロの斤量克服がカギですが、距離短縮で◎7 エーシングリズリー（牡7、橋本忠明厩舎）を軸に置きます。JRAでは新馬戦で1400メートルを使いましたが、その後は1200メートルを多用しています。その1200メートル3勝、1000メートル1勝の4勝馬でラストは準オープン1600万クラスでした。昨年7月から兵庫所属で初戦1400メートルのA1を2番手から競り勝ちました。その後、1230メートルは2勝、2着1回とオール連対で得意としています。前走1400メートル戦は初めて背負う58キロが影響したのか、4番手を追走しましたが直線ひと息でタガノギャラクシーの8着でした。今回も58キロですが、得意な距離で巻き返し必至です。鞍上に初めてですが、田中学騎手を迎えるのも心強い味方です。

JRAではラスト1000万も前走A1の1400メートルでの逃げ切りは強かった○4 ランドクイーン（牝6、盛本信春厩舎）が相手筆頭です。転入後はA2を3戦1勝後の前走が初のオープンA1でした。6頭立て1番枠から主導権を奪って2着トリニティチャーチに5馬身差を付け逃げ切りました。初めての1230メートル戦ですが、前述エーシングリズリーと同様にJRA時に1200メートルを多用していますので、むしろ歓迎材料だと思います。4キロの斤量差を生かして粘り込みを狙います。

ほか、前々走の1230メートル戦で前述エーシングリズリーに3馬身差も2着▲1 クインズハリジャン（牡5、高馬元紘厩舎）、前走の1400メートル戦でエイシンホクトセイに1馬身3/4差2着☆5 エイシンアクロン（牝4、橋本忠男厩舎）に、昇級戦ですが堅実△9 エルウェーオージャ（セン8、橋本忠男厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　7・4・1・5・9（20点）
3連単（ボックス）　7・4・1・5（24点）

スカパー！地方競馬ナイン特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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