レース展望・予想

地力上位コミュニティに期待「弥生特別」（水沢競馬）

2016/03/28

28日（月）の水沢競馬メイン第9レースはA級一組「弥生特別」（水沢競馬場1600メートル）。次開催の重賞・赤松杯をにらみ、古馬トップグループが顔をそろえました。

◎8 コミュニティ（牡 6、櫻田浩三厩舎）は自他ともに認めるナムラタイタンのナンバー2。桐花賞連覇はなりませんでしたが、2着を確保して面目躍如。また伝統のみちのく大賞典 を圧勝し、桐花賞に続くビッグタイトルを手に入れました。本質的には叩き良化型のスロースターター。マイルの忙しい競馬向きでもありませんが、このメン バーなら地力でねじ伏せてくれそうです。

○9 マツリダアンバター（牡4、平澤芳三厩舎）は中央1勝・ 500万から転入後、圧巻の3連勝。岩手の水が合い、秘めた素質を開花させました。トウケイニセイ記念は4着止まりでしたが、重賞のペースにとまどった印 象。一度でも経験したことが今後につながるはずです。順調なシーズン入りを果たし、豪快なまくりで新風を吹き込むか注目です。

▲5 センノデバギヤ（牡8、小林俊彦厩舎）は北海道2勝、中央0勝、北海道6勝から南関東へ移籍。通算8勝をマークし、金盃でも6着。今回は11月の門別戦以来の実戦ですが、乗り込み十分。ここで勝ち負けを演じ、重賞へ殴り込みをかけたいところでしょう。

△4 マイネルコランダム（牡7、新田守厩舎）は冬休み前最終戦を2秒0差で圧勝。ムラな面がありますが、破壊力は引けを取りません。

△1 クロワッサン（牡6、千葉博次厩舎）は南関東から再転入し、2着2回が底力の証です。

△6 モズ（牡9、佐藤祐司厩舎）は気分良く逃げれば強じんな粘り発揮。展開次第でしょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単　8→4　（ボックス）　8・9・5（7点）
3連単（フォーメーション）　8・9→4・5・8・9→1・4・5・8・9（18点）

弥生特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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