レース展望・予想

ライデンティダに展開味方「花月特別」(ばんえい帯広競馬)

2016/03/12

3月12日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「花月特別」(B1級-1組)が行われます。

今週末の十勝地方は雪も雨の予報もなく、砂も乾き時計の掛かる馬場状態に変わっています。平場戦でも障害に注文が付く馬が多く、特別戦の今回は重量も前走から10キロから45キロ増量。確たる本命馬も不在で難解な一戦と言えます。

◎7 ライデンティダ(牡6、岡田定一厩舎)745キロを本命に推します。忙しい競馬になると苦手意識がありますが、B1級に昇級後は、勝てないまでも3、5、4、3着と健闘しています。相手は1戦毎に強化していますが、B1級でも特別戦の方が流れは緩く、この馬のペースで競馬ができそうです。

○2 アサヒメイゲツ(牝5、松井浩文厩舎)715キロが対抗です。成績に波がありますが、馬場状態に左右されるところがあるため。重い馬場では、末脚が不発に終わることもありますが、道中息が入る展開になった時は、差し脚に警戒が必要でしょう。

▲9 タキニシサンデー(牝4、大橋和則厩舎)720キロが3番手です。4歳ながら安定感ではメンバー1と言える馬です。前走とかち雪風賞では、1番人気に推され、ゴール直前までは先頭をキープ。アサヒメイゲツに差され、2着と惜敗しました。軽めの馬場でスピードを生かして逃げ切るタイプだけに、重量、馬場状態を考慮して、今回は3番手です。

△6 ソラチキクヒメ(牝5、村上慎一厩舎)720キロは、先行力があり障害も巧者です。力で押し切るタイプではないですが、前残りは十分ある快速牝馬です。

<おすすめの買い目>
馬単 7→2・9・6・8(4点)
3連単(フォーメーション) 7→2→9・6・8(3点)

花月特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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