レース展望・予想

差し脚好調なサザンキングから「クヌギ特別」（名古屋競馬）

2016/02/16

2月16日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「クヌギ特別」（A級3b組、名古屋競馬場1400メートル）。

上位馬の評価差わずかだが、依然として差し脚好調な◎4 サザンキング（牡5、藤ケ崎一人厩舎）が連軸にふさわしい。前走のA級3b組は昇級初戦だったが、いきなり勝ち馬とわずかクビ差2着の好勝負を演じた。後方位置からの競馬になったが、いつも通り確実に伸びる末脚を駆使して、連続連対を6へと伸ばしている。7ハロン戦に変わって、距離はもう少しほしいところだが、さばきやすい8頭立ての構成なら問題ないはずだ。

実績上位の○6 サカジロヴィグラス（牝5、川西毅厩舎）からの狙いも互角。1000万条件から今冬転入した中央3勝馬で、使われつつ確実に着順をアップさせている。前走は勝ち馬からコンマ1秒差3着に逃げ粘っており、迎えた転入3戦目。勝機到来と言っていい。

直線勝負に持ち込めば、▲5 イナセナ（牡6、山内和明厩舎）の破壊力も勝ち負けレベル。前走は2着に止まったが、レベル高い企画レースのジョッキー競走で後方から勢いよく伸びてきたキレは光っていた。A級昇格初戦とはいえ、軽視できないパンチ力の持ち主だ。

最近2走は大敗続きの△2 ジューヌノーブル（牡5、錦見勇夫厩舎）だが、距離実績の少ないマイル戦で致し方ない。ロスの少ない内枠に入り、1ハロン短縮もあって変わり身があっても驚けない。

また△1 リジカーレ（牡6、金沢・鋤田誠二厩舎）は前走甘いスタートながら、サザンキングとの着差はコンマ3秒と大して負けていない。勝ち切れないタイプだが3連単候補に欠かせない。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔1・2・5・6（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・2・5・6→1・2・5・6　1・2・5・6→4→1・2・5・6（24点）

クヌギ特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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