レース展望・予想

ニュータカラコマが巻き返す「然別賞」（ばんえい帯広競馬）

2016/02/15

2月15日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「然別賞」（オープン-1組）が行われます。

柏林馬事公苑特別からは、2着ニュータカラコマ、3着キタノタイショウ、5着フジダイビクトリー他3頭、帯広記念優勝後、2開催休養していたオレノココロ、ダイヤモンドダスト賞5着カイシンゲキと、柏林馬事公苑特別組が多く再戦模様です。注目は久々となるオレノココロの参戦ですが、805キロのトップハンデでは流石に厳しそうです。

◎4 ニュータカラコマ（牡8、村上慎一厩舎）775キロを本命に推します。帯広記念では1番人気に支持されましたが、オレノココロに30秒もの差をつけられて7着と惨敗。続くカシオペア特別ではオイドンの1秒7差の2着、前走の柏林馬事公苑特別でも、勝ち馬オイドンと同タイムの2着と惜敗しています。苦手意識のある高重量戦では、課題である障害がポイントとなりますが、条件特別で前走時から据え置きの775キロで、ライバルのオイドンが不在なら、ニュータカラコマが巻き返します。

○6 トレジャーハンター（牡9、金田勇厩舎）775キロが対抗です。オープンの一線級相手では、クラスの壁もあり、なかなか勝ち切れないレースが続いていますが、前走カシオペア特別では、結果4着と敗れているものの、直線では先行集団を形成していました。馬場状態が軽めの今回は持ち前の障害力を生かして前残りが期待できます。

▲3 キタノタイショウ（牡10、服部義幸厩舎）775キロが3番手。今季は1勝ですが、その1勝が北見記念と、その実力を証明しています。課題の障害の切れも修正されていますが、週末の雨と雪で、苦手意識のある時計の競馬になりそう。展開を考慮して3番手です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→6・3・1・8（4点）
3連単（フォーメーション）　4→6→3・1・8（3点）

然別賞の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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