レース展望・予想

ハイペース必至でアルファメールの出番「サイネリア特別」（名古屋競馬）

2016/02/03

2月3日（水）の名古屋競馬メイン第10レースは「サイネリア特別」（A級3a組、名古屋競馬場1400メートル）。

一長一短あるメンバーぞろいで多くの馬にチャンスがあるが、ハイペースの流れと読んで差し馬◎9 アルファメール（牡6、藤ケ崎一男厩舎）から狙いたい。前走に続いての1400メートル戦。追い込み届かず4着に終わった前走だったが、直線外を鋭く伸びたゴール寸前のキレは際立っていた。脚質的に距離がもう少しほしいところ。しかし内に先行タイプがそろって激しい主導権争いが予想されるメンバー構成。少々後方からになってもアルファメール自慢の決め脚が生きてきそうだ。

距離歓迎は○1 ピンクノサイロ（牝5、川西毅厩舎）、▲2 ハナノパレード（牝4、迫田清美厩舎）のスピード派の内枠2頭。ピンクノサイロは前走尾張名古屋杯で4着に終わったが、早めに交わされた展開ながらコンマ3秒差と大して負けておらず、距離も1ハロン距離する。一方、ハナノパレードは控えた2番手からのレースでも久々に粘りとらしさを発揮し、復調ムードをうかがわせた。ともにすんなりハナを切って自分の形に持ち込めばもちろん、2番手あたりでうまく流れに乗れば、セールスポイントのスピードがモノ言う。

直線勝負に持ち込めば△12 リアライズキング（牡8、原口次夫厩舎）にも出番到来。前走の尾張名古屋杯は道中包まれて動きづらい流れで追い込み不発に終わったが、A級昇格後も随所に破壊力あるキレを爆発させている。フルゲート12頭をうまくさばき切れば。

強さとモロさが同居するタイプだが、最内1枠からレースのしやすい外枠に変わった△11 アナザーデイ（牝4、今津勝之厩舎）の変わり身も警戒したい。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　9⇔1・2・11・12（8点）
3連単（フォーメーション）　9→1・2・11・12→1・2・11・12　1・2・11・12→9→1・2・11・12（24点）

サイネリア特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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