レース展望・予想

逃げ有利な馬場もケンブリッジナイスに味方「読売レディス杯」(金沢競馬)

2015/08/11

グランダム・ジャパン2015古馬シーズン第4戦「第33回読売レディス杯」(3歳以上牝馬・地方全国交流、金沢競馬場1500メートル)が、8月11日(火)の金沢競馬メイン第11レースで行われます。今年も全国各地から強豪牝馬が参戦してきましたが、南関東のケンブリッジナイスとトーセンベニザクラがやや抜けている印象です。

船橋の◎8 ケンブリッジナイス(牝5、新井清重厩舎)は3戦連続2着とあと一歩が届いていませんが、園田に遠征した前走の兵庫サマークイーン賞でもスタートから積極的に逃げて、ラスト50メートルで勝ったエーシンサルサに捕まるまで、直線は独走状態でした。金沢でも再び手綱を握る吉原寛人騎手も「惜しかった」と悔しがっただけに、「今度こそ」の思いは強いはずです。逃げれば捕まえることは難しい今の金沢の馬場状態なら、スピード勝負に持ち込めそうですす。

浦和の○11 トーセンベニザクラ(牝6、小久保智厩舎)は川崎のスパーキングレディーカップJpnIIIでも末脚不発に終わり、JRAから移籍してきてからまだ結果は出ていません。それでも3走前の浦和で行われたしらさぎ賞で、2着のケンブリッジナイスを追い詰めた内容から、それほど力の差はないはずです。ポイントは当日の落ち着きで、イレ込まなければ中央4勝の実力を発揮できそうです。

南関東勢2強の対決に割って入りたいのは兵庫の▲5 リノワール(牝5、盛本信春厩舎)です。重賞初挑戦となった前走の兵庫サマークイーン賞では、スタートで後手を踏みながらも内々から伸びて4着まで追い上げてきました。やれる手応えはつかんだだけに、好位追走から一気の抜け出しを狙ってきそうです。

名古屋の△10 ハナノパレード(牝3、迫田清美厩舎)は東海ダービーで大敗を喫しましたが、今年の東海3歳勢の中ではトップのスピードを誇ります。休み明けでいきなり交流重賞は厳しいですが、どこまで通用するか注目してみたいです。

笠松の△3 タッチデュール(牝6、山中輝久厩舎)も金沢の馬場は相性がいいだけに、突っ込みを警戒したいです。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 8・11→8・11・5・10・3(8点)
3連単(フォーメーション) 8・11→8・11・5・10・3→8・11・5・10・3(24点)

読売レディス杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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