レース展望・予想

吉野ヶ里記念惜敗のマイネルパルフェ巻き返しか「尾鈴山賞」(佐賀競馬)

2015/08/09

9日(日)佐賀競馬メイン第11レースは「第2回尾鈴山賞」(オープン(A1級)、佐賀競馬場1400メートル)。

◎3 マイネルパルフェ(牡7、山田義人厩舎)は、前走の吉野ヶ里記念(7月26日、1400メートル)では、逃げたエスワンプリンスら3頭からやや離れた4番手を進みました。4コーナーで2、3番手との差を詰め、直線に入ると外から脚を伸ばして、逃げ込みを図るエスワンプリンスに迫りましたが、半馬身(コンマ1秒)及ばず2着でした。今開催はそのエスワンプリンスの登録はありませんでした。5頭立ての少頭数となり、休養明けのリッカアリュール以外の3頭は、吉野ヶ里記念では大きく引き離しています。S1重賞で優勝争いをしたこの馬にとっては負けられない一戦となりました。

○2 リッカアリュール(牡9、東眞市厩舎)は、佐賀では1月から3月にオープン格のS2重賞を2戦して、5着、1着の好成績を挙げています。前走の鏡山賞(3月1日)では、佐賀オープンで堅実な成績を残しているセイリオスに1馬身半(コンマ3秒)の差を付けて勝利しています。今回は鏡山賞以来約5カ月の休養明けとなりますが、初戦から優勝争いに加わってきそうなメンバー構成となりました。

▲5 クリーン(牡11、中野博厩舎)は、1月の佐賀転入後の12戦で、勝ち馬との差が1秒を切ったのは、転入3戦目の鏡山賞でのリッカアリュールからコンマ8秒差の3着時のみ。しかし、勝ち馬から離されながらも、ここ6戦中4戦で掲示板内に進出しています。前々走の大船山特別(7月12日、1400メートル)では3着を確保しており、再度の馬券圏内進出に警戒したいところです。

<おすすめの買い目>
馬単 3→2 2→3(2点)
3連単(フォーメーション) 3・2→3・2→1・5(4点)

尾鈴山賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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